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「デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会」
第4回会合 議事録



  日時
    平成17年5月19日(木) 1000分〜1200

  場所
    総務省 第1特別会議室(8階)

  出席者
  (1) 懇談会構成員(敬称略、五十音順)
    新井修一郎、磯部悦男(代理出席 小川典文)、伊原保守(代理出席 多和田博)、
井村文彦、岩浪剛太、榎啓一、金井宏一郎(代理出席 小倉芳暢)、金子信幸、
亀渕昭信、小島慶子、後藤亘、佐藤重喜、塩見耕一、清水洋二、白石重昭
(代理出席 向出修一)、菅谷実、高橋誠、鶴田雅明(代理出席 冨田尚)、
富塚國興、中島不二雄、西村嘉郎、林敏彦、松下康、真野英明、森忠久、柳瀬璋、
吉田寿孝、和崎信哉

  (2) 総務省側
    堀江情報通信政策局長、小笠原大臣官房審議官、福岡総務課長、南地上放送課長、
安藤放送政策課長、浅見放送技術課長、今林衛星放送課長、江村地域放送課長、
磯地上放送課課長補佐

  議事
  (1) 開会
  (2) 議題
   
1) デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会 報告書要旨(案)について(事務局説明)
2) デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会 報告書(案)について(事務局説明)
3) その他
4) 討議

  (3) 閉会

  議事録
 
(1) 開会
菅谷座長代理 おはようございます。先ほど事務局のほうからご説明がありましたように、林座長が少しおくれられているということですので、冒頭、座長代理の私のほうから議事を進めさせていただきます。
  定刻となりましたので、ただいまから「デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会」第4回会合を開催いたします。なお、本日は松永構成員が欠席、三菱総合研究所の磯部構成員の代理として小川様、トヨタ自動車の伊原構成員の代理として多和田様、中国放送の金井構成員の代理として小倉様、札幌テレビ放送の白石構成員の代理として向出様、ソニー 鶴田構成員の代理として冨田様に出席していただいております。
  さて、前回の会合では、デジタルラジオのビジネスモデルを中心に論点整理ペーパーを議論したところ、一部の構成員の方から、デジタルラジオのビジネスモデルについては、重い経営判断を必要とする問題であり時間をいただきたいとのご指摘があったため、当初3月に開催する予定の最終会合を本日に繰り延べたところでございます。これまでの間、事務局やDRP、ラジオ事業者間で、デジタルラジオの今後の方向性について真剣な議論が重ねられたと伺っております。その結果を踏まえまして、実務者ワーキンググループにおいて報告書(案)が作成されました。本報告書(案)については、構成員の皆様には事務局から事前にお届けしており、既にご一読いただいているものと存じますので、本日はまず、事務局から、これまでの議論の経緯及び報告書(案)の要旨についてポイントをご説明いただき、構成員の方々のご意見を伺いつつ審議を進めたいと存じます。なお、本日の議論の内容は、各社の経営問題に直結するため、構成員間の率直な意見の交換を確保する必要があるとの観点から、非公開としておりますのでよろしくお願いいたします。
  それでは初めに、事務局より本日の配布資料について確認をお願いいたします。
磯課長補佐 報道の方、すみませんが、ここでご退席いただけますでしょうか。よろしくお願いします。
  それでは資料を確認させていただきます。最初は、大きなクリップどめをしている資料でございますけれども、外していただきまして、議事次第で、次に資料1といたしまして本懇談会の報告書要旨(案)をつけております。資料2といたしまして報告書(案)本体をつけております。最後に構成員名簿を改めてつけさせていただいております。本体資料としては以上でございます。そのほか、前回の議事要旨、あと議事録、さらに本報告書(案)につきましては、ご承認いただけましたらパブリックコメントに付すという方向で考えておりまして、パブリックコメント案というものを最後に配付させていただいております。
  以上でございます。過不足ございませんでしょうか。よろしゅうございますでしょうか。

(2) 議題
(議題については、取りまとめの際、構成員間の率直な意見の交換が損なわれるおそれがあったため非公開とした審議であり、議事録より削除。)
(3) 閉会
林座長 事務局のほうも引き続きよろしくお願い申し上げます。
  それでは、これをもちまして、「デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会」を閉会したいと存じます。皆さん、大変ご多忙の中、積極的にご議論に参加いただきましてありがとうございました。また報告書の取りまとめに当たりましては、近衛主査、それからワーキンググループの方々、大変精力的な議論を続けていただきましてありがとうございました。また本会議の運営につきましては、今日もお世話になってしまいましたが、菅谷座長代理をはじめ皆様方にも大変お世話になりました。
  私もそれほどたくさん経験があるわけではございませんけれども、こういう懇談会で場合によってはあまりインパクトのないような報告書が出ることもないわけではないと思うわけですが、今回のこのラジオの報告書は、私の胸の内では結構インパクトのある力強いものができたのではないかというふうに思っておりまして、こういう懇談会ならあってもいいなと失礼ながら思っておる次第でございます。せっかくこういう懇談会を通じて場ができたというふうに思いますので、これからどうぞ、ラジオ事業者の方々のみならず機器のメーカーあるいは通信事業者の方々等も含めまして、ぜひ、ラジオがますます国民の役に立つような形に発展していく機運を盛り上げていただければと思います。
  私は、10年前に兵庫県の阪神淡路大震災を経験いたしまして、災害におけるラジオの効用というのはまさに身をもって知っているところでございますが、これからも南海、東南海大地震、それから東京直下型の大地震等も予想されているというふうに専門家は申しております。そういう中で、広域的な災害の中でラジオがどんな役割を果たせるかといったふうなこともお考えおきいただければ頼もしいのではないかと思ったりもいたします。今日の会議を逸脱した発言をしてまことに申しわけございません。とにかく、以上をもちまして本会議を終了させていただきますので、皆様のご協力を改めて感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。

(以上)



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