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「料金設定の在り方に関する研究会」(第5回)議事要旨


1 日時:平成15年3月26日(水) 1000分〜1200
2 場所:総務省5階第4特別会議室
3 出席者
 (1) 構成員: 加藤 真代、酒井 善則、菅谷 実、舟田 正之(五十音順、敬称略)
 (2) 総務省: 有冨総合通信基盤局長、鈴木電気通信事業部長、吉田料金サービス課長、田中料金サービス課課長補佐
4 議事要旨
 (1)    開会
(2)    報告書骨子(案)及び関連資料について事務局から説明
(3)    質疑応答・意見交換【5のとおり。】
(4)    次回日程については、別途調整。
(5)    閉会
5 主な質疑
   全体的に、広く一般に読まれることを想定し、例えば、「ぶつ切り」等、理解し難い用語には、注釈を付けるなどの工夫が必要。

   P6の1(1)2)の「利用者にとって分かりやすい」について、選択中継の場合、わざわざ00XYをダイヤルする必要があることを考えれば、分かりづらくなる面もあるのではないか。

   P7のCDEコードによるルーチングをした場合、中継事業者網のルーチング部分が長くなるが、接続料は変わるのか。
   例えば、NTTドコモは、会社内・会社外それぞれ接続料を設定していることから、変わる可能性はある。

   選択中継の場合、ユーザが混乱しないような周知方法が必要となるのではないか。

   P8下段1)において、「ネットワークの効率性の観点から問題がある」という記載だが、問題があるという表現は、極力避けた方が良い。この意味の内容は、ネットワークの効率性が損なわれるということであり、そのように記載すべきである。

   P9において「利用者料金は高止まりしている」とあるが、P10の料金推移を見れば現在はそれなりに安くなっている。過去のある時期、高止まりしていたという事実があるのであれば、「いついつまでは高止まりしていた」といったように具体的に書くべきである。

   この議論は接続料に対し利用者料金が高く、その差があるために起こっているものである。設備を持っている事業者は、接続料においても利益が出るような仕組みが必要なのではないか。
   報酬率は現在、事業者協議により決定されており、その点に関しては、特に規制がないことから、接続料からも利益が出ている。

   ぶつ切りというのは、M側もIP化され、定額制が採用された段階であることが前提なのではないか。

  以上


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