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「料金設定の在り方に関する研究会」(第6回)議事要旨


1 日時:平成15年4月14日(月) 1600分〜1800
2 場所:総務省11階1101会議室
3 出席者
 (1) 構成員: 加藤 真代、黒川 和美、酒井 善則、菅谷 実、舟田 正之(五十音順、敬称略)
 (2) 総務省: 鈴木電気通信事業部長、吉田料金サービス課長、田中料金サービス課課長補佐
4 議事要旨
 (1)    開会
(2)    報告書(案)について討議
(3)    閉会

5 主な議論と指摘
 ○    「利用者にとって分かりやすさ」という記述が分かりづらいので、書きぶりについて再考して欲しい。
   どの携帯事業者に幾ら払ったのかは、NTT東西から料金明細を貰い、CDEコードから判別して計算することは可能だが、CDEコードは知られていないし、料金明細を貰うという知識が消費者から欠落している。
   優先接続導入についての消費者団体からのヒアリング結果の部分は、固定系への導入時の混乱を念頭に慎重な検討が必要との趣旨。書きぶりを再考されたい。
   PBXを全国で一台設置して行うようなワンタッチ接続は、方法1〜3のどれか。
   ワンタッチ接続は掲載していない。報告書案としては、3つ提示し、どれを選ぶかは事業者の自由としている。
   ワンタッチは効率性の問題というよりも、悪質な業者が出てきた場合の問題なのではないか。
   ぶつ切り料金は「分かりづらい」というよりも、競争促進という観点で書くべき。また、ぶつ切り自体というよりも、本研究会で扱っている固定発携帯着の中継ではこう考える、と限定的に書くべき。
   対米比較は行わないのか。行わないとすればその理由も付記して何故対米比較を行わないかを書くべき。
   米は着信料を取る形式であり、比較対象に適さない。その旨記載する。
   IP電話で「ぶつ切り」について検討している部分がよく分からない。何故ここで「IP発」ばかりでなく、「IP着」の話が出てくるのか。
   IP電話の「基本料」の中に何が含まれているかにより、「ぶつ切り」が可能か否かが変わってくるのではないかということを記載している。しかし、本研究会の検討はIP発携帯着であるので、「IP発」に絞って記載したもの。
   最後のまとめの部分について、従来どおりのダイヤリングの場合は、従来どおりの携帯電話事業者が料金設定をするという点について書いておくべき。

 今後のスケジュールについて
 後は座長と座長代理に一任で、事務局と検討の上、修正案の作成を行う。
 修正後、案を公表し、パブリックコメントに付す。
 約4週間後に意見を集約、その意見を持って再度研究会を開催、再検討を行う。
   
以上


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