プロジェクト名:
マルチメディア通信の共同利用実験
プロジェクトの開始国及び現在の実施場所:
札幌、仙台、東京、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、福岡(端局装置が設置されている主要10都市)とその周辺
プロジェクトのコーディネーター:
NTT マルチメディア推進本部マルチメディアサービス部
プロジェクトの概要:
情報提供事業者、メーカ、利用者との共同で、将来のマルチメディアに向けた様々な実験を、既に構築した基幹ネットワークを利用して行っている。
プロジェクトの目的:
ネットワーク、ユーザ設備、ソフトといった、来るべきマルチメディア時代に欠くことのできない要素における足並みの揃った発展と、相互の連携による新しい利用方法
利用技術(アプリケーション)の創造・開発を行う。また、そうしたアプリケーションに対応できるような、今後のネットワークの構築技術・管理技術の確立を図る。
想定される或いは実際の成果:
実験において開発されたアプリケーションを実用に供することが、マルチメディア・アプリケーションの今後の発展に貢献する。
プロジェクトの参加者:
様々な企業、公共の研究機関からなる127グループが、様々なアプリケーションの創造・開発に参加している。
活用する情報通信技術:
実験においては、ATM技術と光ファイバー技術を活用し、2.4Gbit/s 及び10Gbit/sの超高速伝送路から構成される高速・広帯域バックボーンネットワークが構築され、実験参加者は、156Mbit/sまでのユーザ・ネットワーク・インタフェースを使用可能である。
また、以下のようなマルチメディア・アプリケーションが開発される。
- ブックオンデマンド
- 遠隔手話サービス
- グローバルスクール
- 広域環境モニタリングシステム
- 医療情報ネットワーキング
- 多人数型ネットワークゲーム
- 映像製作支援
- 遠隔教育
- 地域生活情報
- 製品開発協調作業
情報社会への貢献:
様々なアプリケーションの開発とネットワークの構築技術・管理技術の確立が、豊かな情報通信社会の実現に貢献できる。
その他:
さらに詳しい情報については、以下をご覧下さい。実験の概要、実験参加者、アプリケーションなどについて、日本文と英文の情報をご覧になれます。
http://www.nttinfo.ntt.jp/dlij/JOINT_J/jointH_J.html
