プロジェクト名:

 アジア・太平洋地域における高速衛星通信共同実験と国際共同実験施設の整備
 アジア・ヨーロッパ等との情報通信技術の国際共同実験
 (GIIの構築に向けた情報通信国際共同研究施設の整備)

検索用キ−ワ−ド:

  

プロジェクトの開始国及び現在の実施場所:

 日本、通信総合研究所関西支所(兵庫県神戸市、明石市)

プロジェクトのコ−ディネ−タ−:

 郵政省通信政策局技術開発推進課長 吉田昇
    同    宇宙通信政策課長 松井房樹 

プロジェクトの概要:

 通信総合研究所関西支所において次の施策を実施
(1)情報通信基盤技術の国際共同研究施設及び各国の情報通信実験網(テストベッド)を相互に接続知る拠点の整備(情報通信基盤技術の共同研究・開発・実験の推進)
(2)アジア・太平洋・欧州との高速衛星通信共同実験の実施

プロジェクトの目的:

 世界的な情報通信基盤の構築に必要な技術は、世界共通の財産であり、国際共同研究による基盤技術の確立は重要な課題である。しかし現在はわが国アジア諸国等との情報通信基盤技術の国際共同研究、各国のテストベッドやパイロット網の相互接続実験及び衛星通信実験を行うための拠点となる施設が整備されていないためこれらを整備することにより、当該地域における各種アプリケーションの開発、相互接続技術の開発等の共同研究を実施し、情報通信基盤の構築に貢献する。

 

想定される或いは実際の成果:

(1)情報通信基盤整備に必要となる技術が普及・促進され、当該地域におけるバランスのとれた情報通信基盤の整備、高度化が可能になる。
(2)国際的に相互接続性が確保された情報通信基盤の構築が可能となり、公共分野及びビジネス分野の利用を促進することにより、当該地域に均衡ある経済発展、生活向上に貢献し、世界の安定に寄与する。

プロジェクトの参加者:

 通信総合研究所関西支所

 

活用する情報通信技術:

 異機種端末間接続技術
 高速及び中低速ネットワーク相互接続技術
 アプリケーション技術

情報社会への貢献:

 グローバルな新規市場の創造・拡大、企業の業務内容の高度化を推進する事により情報社会の構築に貢献する。

想定される経費:

 約20億円