プロジェクト名:
過疎地における情報通信を用いた保健・医療・福祉サービスの開発
検索用キーワード:
大月町リサーチセンター、過疎地、情報通信
プロジェクトの開始国及び現在の実施場所:
日本国 高知県大月町
プロジェクトのコーディネーター:
通信・放送機構
プロジェクトの概要:
このプロジェクトは、全国有数の高齢化率を有する高知県の大月町において、通信需要の実態を踏まえながら、有線通信、無線通信を組み合わせた簡便で経済性に優れたモデル的な情報通信システムを開発し、その有用性の実証実験を行うものである。
その完成は、過疎地における経済的な情報通信システムの実現に寄与することになる。
プロジェクトの目的:
高齢化率が高い一方で、医師、看護婦、介護専門家等医療・福祉従事者が不足している過疎地における保健・医療・福祉分野の情報通信システムの構築の促進を図る。これが実行されれば誰もがどこにいても高度な情報通信を利用し、その便益を最大限に享受できる社会の実現に大きく貢献できる。
想定される或いは実際の成果:
このプロジェクトの結果として、過疎地で利用可能な保健・医療・福祉情報通信システムが明らかとなり、日本国内及び諸外国において、このモデルを基礎とした実用的なシステムの整備の促進が期待できる。
プロジェクトの参加者:
地方公共団体、保健・医療・福祉関係団体、通信機器メーカ等
活用する情報通信技術:
無線通信技術、マルチメディア通信技術、映像通信技術 等
情報社会への貢献:
このプロジェクトは、日本における21世紀の高齢社会に向けて喫緊の課題の一つとなっている、過疎地における情報通信システムの整備を促進することを意図している。
想定される経費:
12億円
