プロジェクト名:

 電離層観測データネットワーク(IONET)を用いた高速データ交換

検索用キーワード:

 電離層観測

プロジェクトの開始国及び現在の実施場所:

 日本国内に4ヶ所(稚内通信総合研究所、国分寺通信総合研究所、山川通信総合研究所、沖縄通信総合研究所)

プロジェクトのコーディネーター:

 プロジェクトコーディネータ:日本国郵政省通信総合研究所(CRL)宇宙科学部電磁圏研究室長五十嵐喜良
電話/ファクス:+81-423-27-7478/+81-423-27-7606
電子メール:igarashi@crl.go.jp

プロジェクトの概要:

 電離層及び大気圏データの交換

プロジェクトの目的:

 電離層気象観測データネットワークは、電波伝搬や地球近傍の超高層大気環境の基礎データとして、その日変化や電磁圏状態のリアルタイムデータサービスを行うことを目的としている。新しいデータとしては、通信総合研究所の山川電波観測所の大型中波によりで観測している中間圏や下部熱圏中の風に関するデータが、データベースに加えられる計画である。

想定される或いは実際は成果:

 観測データ交換は非常に容易に、早く行えるようになる。この種のデータネットワークを使うことにより、地球規模の環境問題のインタラクティブなデータ解析が可能になり、国際協力が促進される。

プロジェクトの参加者:

 CRL

情報社会への貢献:

 このプロジェクトは、リアルタイムのデータ交換ネットワークの良い例である。世界データセンターシステムの活動は、この種のデータ交換ネットワークの出現によりよい影響を受け、活発になる。

想定される経費:

 計画中の全システムを含めた予算規模は、約50億円。

他のデータ:

 IONETのウェブサーバーのURLアドレスは、http://hiraiso.crl.go.jp/wdc-c2/index.html(最新の電離層データがリアルタイムで提供されている)