プロジェクト名:
次世代デジタル映像通信に関する総合的な研究開発
検索用キーワード:
デジタル映像
プロジェクトの開始国及び現在の実施場所:
日本国、兵庫県神戸市
プロジェクトのコーディネーター:
日本電気通信推進協議会、研究開発部
プロジェクトの概要:
(1) 映像通信ネットワークにおけるサーバの最適位置のあり方に関する研究開発。今後、映像ネットワークの中で流通する情報量の拡大に伴う、情報の複数サーバへの分散に対応するための研究開発。
(2) インターネット上でのリアルタイム映像通信を実現する通信プロトコル開発。
現行のインターネットで使用されているTCP/IPにかわり、映像などのリアルタイム伝送に耐えるプロトコルを開発。
(3) 衛星通信を利用した映像データ伝送技術の研究
全国の研究施設で作成されたMPEGフォーマットのデジタル映像を共同利用するため、衛星通信網を利用して伝送する技術の研究を行う。
プロジェクトの目的:
今後、映像通信の普及が進展するに伴い、適用されるネットワークの構成も多様化することが想定され、例えば「分散したサーバと端末間の通信」の形態、インターネットの通信環境など、種々の環境下で高速映像通信を安定的に行うことが求められる。
そこで、特に頻繁に活用されると考えられる分散型ネットワーク環境を想定し、デジタル映像通信に関する総合的な研究開発を実施し、より高いサービス品質の映像通信の実現に寄与する。
想定される或いは実際の成果:
映像通信の品質向上及びそれに伴うネットワーク・サービス、ビジネスの多様化と拡大が図られる。
プロジェクトの参加者:
日本電気通信推進協議会、神戸市、メーカー等からの研究者
活用されている情報通信技術:
情報通信技術全般
情報社会への貢献:
高品質な映像通信環境の実現に寄与する。
想定される経費:
45.1億円
