プロジェクト名:
分散型映像データベースに関する曖昧検索技術の研究開発
検索用キーワード:
映像データベース曖昧検索研究開発
プロジェクトの開始国及び現在の実施場所:
日本国、東京都臨海副都心
プロジェクトのコーディネーター:
日本電気通信推進協議会、研究開発部
プロジェクトの概要:
ネットワークを介して行う曖昧な検索ワードを使用した映像データの簡易かつ迅速な検索の実現には、現在のテキストデータ検索技術にはない、より抽象的で曖昧な観念を斟酌する新しい技術が必要となる。
本特定プロジェクトでは、以下の項目を達成する研究開発努力がなされるはずである。(1)映像検索技術、及び(2)利用者に見やすいように関連検索の結果を同一のスクリーンに提示する複数映像(動画、静止画)提示技術。
プロジェクトの目的:
ネットワーク上のより高度な画像通信に関するアプリケーション開発努力の促進に 貢献すること。
想定される或いは実際の成果:
より簡単で迅速な画像データベースの改良ユーザー・インターフェース
プロジェクトの参加者:
東京電機大学の脇教授
メーカーから派遣される研究者等
活用されている情報通信技術:
- (1)曖昧語からの画像の検索技術
- 曖昧語による画像データベース検索技術
- (2)複数画像提示技術
- 曖昧検索によりデータベースより抽出された複数の画像をモニターに提示するための技術
情報社会への貢献:
画像検索やその結果のデータのための改良ユーザー・インターフェースは、テレ・ショッピングや電子図書館等のような洗練されて魅力的なアプリケーションの開発をあおることになるであろう。
これは新しい産業の出現を含む日本社会及びその経済の再活性化を導くのは勿論の事、日本における情報通信能力の利用向上を促進するであろう。
想定される経費:
研究開発施設に対する日本政府出資金 36億円(平成7年度2次補正予算)
