郵便局ビジョン 2010

第4 郵便局ビジョンII: 安心の拠点

  1 経済生活の安定

  2 共生と社会的公正の実現

  3 安全な生活環境の整備





第4 郵便局ビジョンII: 安心の拠点

1 経済生活の安定

 (1) 自助・共助・公助の調和
 高齢化の進展、自己責任の要請と国民負担率の抑制、自助のウェイトの高まり

 (2) 自助努力への支援
 日本版ビッグバンに伴う多様な金融商品の登場   証券関連商品、ハイリスク・ハイリターン商品
 安全・確実性への貯蓄: 老後資金、教育資金

 (3) 郵便局の自助支援サービスの改革
 
  生活設計型の自助支援の重視    :生活設計コンサルティングの充実    :高齢者の自立支援 − 資産保全サービス    :公的年金を補完する年金型サービス
  日常生活における送金決済サービスの充実
  市場化に時間を要する政策的サービス        例)リバースモーゲージ
    自由化に伴うサービスの地域格差、情報格差を是正

 論点:市場メカニズムとの調和    外為法改正を皮切りとする日本版ビッグバンが、個人・小口の貯金・保険に与える影響      郵便局の資金シェアの減少の可能性    特に、ビッグバンの過度期は、個人金融における民間とのバランスに配意      ・金利、保険料の設定      ・奨励手当等の営業体制の抜本的見直し



2 共生と社会的公正の実現

 (1) 地域の福祉対策の強化 --- 人と人のつながりの重視

    高齢者在宅福祉・在宅介護サービスの充実

    介護、育児等の相談体制の整備

    福祉、保育施設の整備

 (2) 郵便局による地域の福祉関連施策への協力     自治体と連携した福祉支援           外務職員による独居老人への声かけ、生活用品配達     自治体と連携した高齢者在宅介護サービスの支援           介護講習会の実施と介護機器の普及支援     自治体と連携した介護・育児等の相談窓口機能     育児・高齢者施設等と郵便局舎の合築




3 安全な生活環境の整備

 (1) 安全な地域社会づくり −地域の生活環境の改善

    地域の災害体制の強化
     オープンスペースの確保
     ライフラインの多重化
     地域の災害拠点の整備とネットワーク化

    地域の生活環境の改善
     自然環境の保護と環境負荷の軽減

 (2) 郵便局による安全な地域社会づくりの支援           災害時に避難所情報、施設、用地等を提供       −自治体との防災協定      安否情報を提供し救援物資を配達      局舎の耐震性強化           ナショナルトラスト(自然環境保護)への協力      再生紙の利用、電気自動車等の低公害車の導入