意 見 書

平成10年7月10日

電気通信審議会
 電気通信事業部会長 殿

郵便番号  102−8401      
住  所  東京都千代田区一番町8番地 
氏  名  第二電電株式会社      
       代表取締役社長  日沖 昭



 電気通信審議会議事規則第5条の2及び接続に関する議事手続細則第2条の規定により、平成10年6月26日付け郵通議第32号で公告された接続約款案に関し、別紙のとおり意見を提出します。




(別 紙)


日本電信電話(株)の指定電気通信設備に係る接続約款の変更案
に対する意見等について

 今回、標記の件について意見提出の機会を設定していただき、誠にありがとうございます。
 さて、今回の接続約款変更案につきまして、弊社の意見を下記に述べさせていただきますので宜しくお取り計らいいただきますようお願い申し上げます。


  1. 基本的考え方
     今回の接続約款変更案における意見聴取の対象の範囲内では、特に意見はございません。

  2. その他(届出で処理されているGC接続に係るIGS迂回機能(参考))
    (1) 平成10年10月に提供される予定のGC接続に係るIGS迂回機能については、今回の変更案に含まれておりませんが、 「個別機能と判断」し、「届出で処理されている」と聞いております。
    (2) について、弊社としては、ユーザの利便性の確保及び網の信頼性の確保の観点から、本機能は接続に必須な基本的機能と考えております。(別添参照)
    (3) について、そもそも届出として意見聴取もなされていないことから、接続事業者は意見を述べることができない状況であります。
    (4) したがって、弊社としては、電気通信事業法第38条の2第6項に基づくいわゆる「接続約款により難い協定」を締結するよう求める等、改めて別の場で議論させていただくこととする予定です。
      また、本件は届出として処理されており、意見聴取の対象でないことから、今回、少なくとも個別機能である等との審議会の結論は避けていただきたいと考えます。

以 上