意見提出者
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意見、システムイメージ等
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郵政省の考え方
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A 電気通信事業者
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○2005年に静止衛星により以下のシステムを導入することを提案。
・無追尾アンテナによる移動局
・IMT-2000と同等レベルの伝送速度
・データ通信に適した上り下り非対称の伝送方式
○現行サービスの継続性の確保。
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提案内容は、現状の技術開発動向から
2005年時点で実現可能な具体的提案
であるため、調整資料へ反映することと
します。
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B 電気通信事業者
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○静止衛星によるシステムの提案。固定衛星通信サービスや衛星放送サー
ビスと組み合わせたサービスの提供を提案。
・音声に加え、インターネットのニーズに応えるシステム
・S帯衛星デジタル音声放送システムとの方式、部品等の共通化
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インターネットのニーズに応えるシス
テムとするとの意見については、調整資
料へ反映することとします。
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C 研究機関
D 研究機関
E 研究機関
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○2005年頃には、技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)の研究開発成
果の実用化が可能であり、以下の技術を活用したシステムとすべき。
・大型展開アンテナ技術
・高出力中継器
・衛星搭載パケット交換機 等
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上記Aの意見と合わせ、調整資料へ反
映することとします。
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F 研究機関
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○低軌道周回衛星によるシステムを2010年頃に実現することを提案。
・地上系IMT-2000とシームレスな運用が可能
・伝送速度はベストエフォート型で2Mbps程度
・マルチメディア通信に適したネットワーク構成
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提案されたシステムについては、20
05年時点での技術的成熟度を勘案し、
今回の調整資料への反映は時期尚早と考
えます。
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G メーカー
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○準天頂静止衛星(8の字衛星)によるシステムを2005年頃に導入す
ることを提案。
・地上系IMT-2000とシームレスな運用が可能
・アクティブフェーズドアレイアンテナ技術の活用
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提案されたシステムについては、20
05年時点での技術的成熟度を勘案し、
今回の調整資料への反映は時期尚早と考
えます。
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H メーカー
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○準静止衛星により、以下のシステムを2005年頃に導入することを提
案。通信サービスの提供を提案。
・オンデマンド型のデータ配信
・インターネット接続型利用
・当面、周波数分割により既存システムとの共用
・S帯衛星音声放送システムとの方式の共通化
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提案されたシステムについては、20
05年時点での実現可能性等を勘案し、
今回の調整資料への反映は時期尚早と考
えます。
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I メーカー
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○静止衛星による通信サービスの提供を提案。
・オンデマンド型のデータ配信
・医療、教育、災害時通信、自治体情報等の生活密着型のサービス
・データ中継衛星としての活用
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様々なサービス提供に応える情報伝送
を可能とするとの点については、調整資
料に反映することとします。
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J メーカー
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○静止衛星によるモバイル衛星インターネットの提供を提案。導入時期は
2005年頃
・データ通信に適した上り下り非対称の伝送方式
・災害時や地上インフラの補完としての利用を想定
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インターネット等のデータ通信に適し
たシステムとの点については、調整資料
に反映することとします。
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K 一般
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○今回意見募集の周波数帯はLMDS/MMDSに割り当てるべき。
LMDS/MMDS
欧米において、TV番組配信や高速インターネット接続等の提供に
利用される無線アクセスシステムの名称。
LMDS:Local Multipoint Distribution Service
MMDS:Multipoint Multichannel Distribution Service
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無線アクセスシステムについては、我
が国では、22GHz帯やより広帯域伝
送が可能なミリ波帯(30〜300GH
z)への導入が進められており、今回意
見募集の周波数帯への導入は予定してお
りません。
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L 一般
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○公共インフラと位置付け、国が整備すべき。
・加入者無線アクセス用としての利用
・11Mbps程度の通信速度
・移動運用にこだらわらない利用形態
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高速サービスを実現すべきとの趣旨に
ついては可能な範囲で調整資料に反映す
ることとします。
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M 一般
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○静止衛星による携帯型端末での通信が可能なサービスを提案。
・地上系IMT-2000の補完
・IMT-2000の運用実績を踏まえ、導入時期は2007年以降
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携帯端末により地上系システムの補完
とすべきとの趣旨は、調整資料に反映す
ることとします。
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