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仮想的リアルタイム処理による統合型データベースを活用した広域図書館ネットワークシステムのモデルを構築

------京都府精華町等・広域的地域情報通信ネットワーク整備促進モデル構築事業------

1 事業のテーマ
仮想的リアルタイム処理による統合型データベースを活用した広域図書館ネットワークシステムの開発

2 対象地域

    そうらくぐんせいかちょう きづちょう やましろちょう  かもちょう
京都府相楽郡精華町、木津町、山城町及び加茂町

3 予定経費

50百万円

4 事業の概要

 複数地方公共団体間の図書システムの連携を図るため、各地域の異なるシステムをネットワークで接続し、データベースを共有することにより、各図書館や一般家庭から広域レベルでの蔵書検索、貸出確認等を行うことができるシステムの開発を行う。

5 システムの主な特徴

(1)広域図書館情報提供サービス
 地域住民が、最寄りの図書館から高速ネットワークを介して他町の図書館の蔵書・貸出情報を検索し、窓口で貸出仮予約を行うことができるようにするとともに、一般家庭からもインターネットを通じて24時間、4町図書館の全蔵書・貸出情報を一覧することが可能。

(2)仮想的リアルタイム処理による統合型データベースシステム
 各図書館の既存システムに負荷をかけずにリアルタイムに近い利用を実現するため、異なる図書データを共通フォーマットに変換し、蓄積・共有するとともに、各図書館の事務処理のトラフィックを勘案した最適な間隔でデータの自動送受信を行う統合型データベースシステムを構築。

(3)住民の多様なニーズへの対応
 将来は、近隣の大型図書館とのネットワーク接続や、オンライン貸出予約の導入等により、広域住民の多様なニーズに容易に対応可能。


仮想的リアルタイム処理による統合型データベースを活用した広域図書館ネットワークシステム