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離島における広域医療情報ネットワークシステムのモデルを構築

------長崎県離島医療圏組合・広域的地域情報通信ネットワーク整備促進モデル構築事業------

1 事業のテーマ
離島における広域医療情報ネットワークシステムの開発

2 対象地域

長崎県離島医療圏組合(構成:長崎県及び
ごとう いき つしま
五島・壱岐・対馬各地域の1市20町村)

3 予定経費

50百万円

4 事業の概要

 離島における医療機関間の広域的連携を促進し、医療サービスの向上を図るため、組合事務局及び離島の各病院をネットワークで接続し、広域レベルでの医師相互間の医療相談・医療情報交換や、組合医療事務の統一的処理が可能となるシステムの開発を行う。

5 システムの主な特徴

(1)医師間のコミュニケーション支援
 テレビ電話を介した対面による医師間の情報交換を行うことにより、離島病院の医師間相互での医療相談や医療に関するアドバイス等を通じて、医師間の連携を促進するとともに、遠隔医療の支援にも資する。

(2)広域での医療情報・医療事務情報の共有化
 組合の事務局と離島の各病院をネットワーク化し、各病院から症例データ、統計等の医療情報及び病院の運営事務、医療制度改正等の医療事務情報を登録・閲覧できるデータベースを組合事務局に構築することにより、医療の質的向上を図るとともに、医療事務の効率化を促進。

(3)セキュリティ面での配慮
 認証技術や暗号技術の活用等により、特に高度なプライバシーが要求される医療情報のセキュリティ確保を実現。


離島における広域医療情報ネットワークシステム