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VPNを活用した広域健康福祉情報ネットワークシステムのモデルを構築

------宮崎県等・広域的地域情報通信ネットワーク整備促進モデル構築事業------

1 事業のテーマ
VPNを活用した広域健康福祉情報ネットワークシステムの開発

2 対象地域

      のべおかし
宮崎県及び延岡市

3 予定経費

約50百万円

4 事業の概要

 複数地方公共団体の医療機関間でインターネット技術を基盤として広域ネットワークを構築し、医療情報を中心とした健康福祉情報の広域での流通を促進することにより、医療機関間の連携及び健康福祉サービスの向上を図るシステムの開発を行う。

5 システムの主な特徴

(1)医療機関間のインターネットVPN
 インターネット上で、暗号化等のセキュリティ技術を利用してVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を構築することにより、県市の関係医療機関間のセキュリティの高いデータの送受信が可能となる。

(2)利用目的別共通データベース等による連携促進
 健康福祉情報、救急患者スコア情報、周産母子情報等利用目的別の共通データベースを構築することにより、専門的な医療情報等の効率的な受発信が可能となるとともに、電子会議等の機能を導入することにより、医療機関間の連携が促進される。

(3)離島を含む広域的健康福祉サービスの向上
 延岡市の離島診療所においても、ネットワーク化により県の中核的医療機関の多様な健康福祉情報を随時入手し、診療に活用できるとともに、県においても離島での診療実態を把握し、健康福祉施策推進上の参考とすることができるなど、離島を含む広域レベルで健康福祉サービスの一層の向上が図られる。


VPNを活用した広域健康福祉情報ネットワークシステム