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デジタル動画情報制作を中心としたテレワークの基盤となる広域ネットワークシステムのモデルを構築

------北海道岩見沢市等・広域的地域情報通信ネットワーク整備促進モデル構築事業------

1 事業のテーマ
デジタル動画情報制作を中心としたテレワークの基盤となる広域ネットワークシステムの開発

2 対象地域

                  ゆうばりぐんくりやまちょう
北海道岩見沢市、深川市及び夕張郡栗山町

3 予定経費

50百万円

4 事業の概要

 岩見沢市テレワークセンターと岩見沢市、深川市及び栗山町内の公共施設を衛星回線、ATMネットワークなどで結び、高速で信頼性の高いデータ伝送を可能とするファイバチャネル技術などを活用して、遠隔地間で協調しながらデジタル動画情報の制作を行うことを可能にする広域的ネットワークシステムを開発する。

5 システムの主な特徴

(1)ファイバチャネル技術を活用した高速大容量ネットワーク
 大量のデータを扱う必要のあるテレワークによるデジタル動画情報制作を実現するため、マルチプロトコルに対応し、高速かつ信頼性の高いデータ伝送を可能とするファイバチャネル技術を活用した高速大容量ネットワークを開発する。

(2)分散協調によるデジタル動画情報制作の実現
 (1)のネットワークを介して遠隔地間で協調しながらデジタル動画情報制作のテレワークを行うことを可能にするネットワークシステムを構築する。レンダリングサーバーなどの高価なデジタル編集機器を遠隔地の制作者が共同で利用することにより、低コストで良質なデジタル画像の効率的な制作が可能となる。

(3)広域連携による情報共有化の促進
 岩見沢市のセンターと深川市及び栗山町の間で、デジタル動画情報データのリアルタイム配信が可能な大容量の衛星回線と地上回線を使った非対称型ネットワークを構築し、あたかもセンターで共同作業を実施しているような環境を整備して、今後の広域連携による情報の共有化や交流を促進する。


デジタル動画情報制作を中心としたテレワークの基盤となる広域ネットワークシステムの開発