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ICカードを用いた広域証明書相互自動発行ネットワークシステムのモデルを構築

------岐阜県笠原町等・広域的地域情報通信ネットワーク整備促進モデル構築事業------

1 事業のテーマ
ICカードを用いた広域証明書相互自動発行ネットワークシステムの開発

2 対象地域

    ときぐんかさはらちょう    たじみし
岐阜県土岐郡笠原町及び多治見市

3 予定経費

50百万円

4 事業の概要

 複数地方公共団体間の広域行政サービスの推進を図るため、住民記録情報を各団体の管理の下でネットワーク化し、相互に利用可能とすることにより、ICカードを用いて広域で各種証明書の自動発行を行うことができるシステムの開発を行う。

5 システムの主な特徴

(1)ICカードによる証明書自動発行
 ICカードを用いることにより容易かつ確実な個人認証が可能となり、高いセキュリティが確保されるため、自動発行機による発行が可能となるとともに、将来は施設予約、保健・福祉等多目的な行政サービスへの応用も期待できる。

(2)住民情報データベースの保護と共有化
 各市町で異なる既存の住民記録データベースから証明書発行に必要なデータを抽出し、共通のフォーマットに変換後、別個に管理し、求めに応じて他市町に自動送信することにより、既存の住民記録データベースを保護しつつ、ネットワーク上で住民データの共有化を実現。

(3)広域的行政サービスの向上
 両市町の住民が、他市町に設置された証明書自動発行システムから、休日・夜間でも、ネットワークを介して簡単な手続きで住民票の写し及び印鑑証明書の自動交付を受けることができ、多様化するライフスタイルに対応した広域的行政サービスの向上が図られる。


ICカードを用いた広域証明書相互自動発行ネットワークシステム