開 催 要 綱
近年、インターネットが情報通信メディアとして急速に発展してきており、教育分野においても、情報通信ネットワークとしてのインターネットの活用が重要な課題となってきている。
このため、教育分野におけるインターネットの活用に当たっての考え方や利用環境の整備について検討し、その活用の促進を図るため、本懇談会を開催する。
本懇談会は、「教育分野におけるインターネットの活用促進に関する懇談会」(以下「懇談会」という。)と称する。
懇談会は次の事項について検討し、とりまとめを行う。
(1) | 教育分野におけるインターネットの活用に係る現状と課題 |
(2) | 教育分野におけるインターネットの活用に当たっての考え方 |
(3) | 教育分野におけるインターネットの利用環境の整備 |
(1) | 懇談会の構成員は、別紙に掲げるとおりとする。 |
(2) | 懇談会には、座長1名及び座長代理1名を置く。 |
平成9年12月から平成10年4月までを目途とする。
懇談会の事務は、文部省教育助成局財務課及び郵政省電気通信局電気通信事業部データ通信課が共同して行う。
第1回(平成9年12月3日) | ||
・ | 社会の情報化の現状 | |
・ | 教育分野における情報化の現状 | |
・ | 諸外国の現状と取り組み | |
・ | 教育分野でのインターネットの活用に当たっての課題 | |
・ | 意見交換 | |
第2回(平成10年2月5日) | ||
・ | 学校におけるインターネットの活用状況について | |
東京都江東区立南砂東小学校 | 大石 豊 校長、 伊藤秀一 教諭 |
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静岡県小笠郡大東町立大浜中学校 | 清水 肇 校長 | |
千葉県立幕張総合高等学校 | 曽川定雄 校長 | |
・ | こねっと・プランについて | |
NTTマルチメディア推進本部 | 武田国夫 担当部長 | |
・ | 米国におけるインターネットの活用状況について | |
小林委員 | ||
・ | 意見交換 | |
第3回(平成10年3月19日) | ||
・ | アメリカのユニバーサル・サービス基金における教育機関向け助成について | |
FCC(米国連邦通信委員会)国際局 Associate Chief | ||
Ms.Mindy J.Ginsburg | ||
・ | アメリカの教育機関におけるインターネットの活用状況について | |
ニューヨーク市教育委員会情報部長 | Ms.Elspeth Taylor | |
東京工業大学大学院 | 清水康敬 教授 | |
・ | 意見交換 | |
第4回(平成10年4月16日) | ||
・ | インターネット上の違法・有害情報に対する郵政省の取組みについて | |
郵政省電気通信局電気通信利用環境整備室 | ||
千葉吉弘 室長 | ||
・ | 違法・有害情報のフィルタリングに係る取組みについて | |
慶應義塾大学環境情報学部 | 苗村憲司 教授 | |
・ | 教育用コンテントの現状について | |
古川委員 | ||
・ | 提言に向けたディスカッション | |
第5回(平成10年5月26日) | ||
・ | 懇談会提言に向けたディスカッション | |
第6回(平成10年6月17日) | ||
・ | 懇談会としての提言とりまとめ | |
・ | 文部大臣、郵政大臣へ提言 |