北海道の情報通信(北海道総合通信局)

岩見沢市の地域情報化
先進的情報通信システムモデル都市構築事業

注意:本ページの内容は、平成13年度総務省補助金交付時のものであり、現状と異なる場合があります。


事業の概要

行政をはじめ教育、医療など様々な分野において、画像圧縮技術のひとつであるHVQ(Hybrid Vector Quantization)を活用したデジタルコンテンツ・システムの開発を行うとともに、当該システムを用いた公共アプリケーションの開発とこれらのシステムに必要となる情報通信システムの整備を実施する。これにより、地域住民生活に有益な公共サービスを提供するなど、高度情報通信社会に対応した地域社会の早期実現を目指す。

※「先進的情報通信システムモデル都市構築事業」は平成13年度末をもって廃止されております。

主なアプリケーション

(1) 行政・産業等データベースシステム

  動画や静止画、文書等の多種多様なデータ(素材)について、デジタルコンテンツ・システムにより高精細・高圧縮データとして制作、蓄積・管理等ができるデータベースシステムを開発し、住民生活に直結する公共アプリケーションを構築することにより、地域住民生活の質的向上を図る。

(2) 地域医療高度化支援システム

  高度医療機関と市立病院との間に遠隔画像診断の環境を構築し、高精細・校圧縮した画像を読影専門医側に伝送することによりリアルタイムでの画像診断を実現するなど、地域医療体制の高度化を図り、疾病の早期発見や専門医による適切な治療計画の立案等を可能とする。

(3) 教育用コンテンツ制作・利活用システム

  大学や研究機関、教員等が作成する教材用の素材をデジタルコンテンツ・システムを用いてテーマやジャンルごとに蓄積・管理することにより、児童・生徒等がネットワーク経由で簡単に利用できるようにするほか、ネットワークを介したコンテンツの共同制作を可能とするなど教育環境の高度化を図る。

先進的な情報通信技術

先進的デジタルコンテンツ・システム(HVQ活用型)

  複数のベクトル量子化圧縮技術を組み合わせた画像圧縮技術であるHVQを用いて、動画や静止画、文書等の素材を圧縮し、高精細・高圧縮のコンテンツとして制作、蓄積・管理、配信・閲覧を行う。また、必要な画像の精度や利用する回線容量に応じて、圧縮の度合いを選択することができる。

イメージ図

岩見沢市先進的デジタルコンテンツ・システム構築事業のイメージ図

copyright(c) Hokkaido Bureau of Telecommunications

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