日本全国地デジカ大作戦 in 京都～2010年夏、京の地デジは比叡から！～を開催

近畿総合通信局は、アナログテレビ放送終了まであと１年となる7月24日に、近畿広域地上デジタル放送推進協議会と社団法人デジタル放送推進協会（Ｄｐａ）と連携して、地上デジタル放送の準備を呼び掛けるＰＲ大作戦を京都国際マンガミュージアム（京都市中京区烏丸御池）で実施しました。

地デジステージ説明会

グラウンド西側デッキに特設ステージを設置し、ゲストに門川大作京都市長と養老孟司京都国際マンガミュージアム館長、地デジ元気サポーターの「ザ・たっち」さんを迎えて、京都中継局（比叡山）開局セレモニーや地デジＰＲを含めた説明会を実施しました。
オープニングでは、「TEAM2011」のメンバーが浴衣姿で華やかに登場し、近畿広域地上デジタル放送推進協議会代表幹事の稲田修一近畿総合通信局長と讀賣テレビ放送株式会社越智常雄代表取締役社長、そして地元放送局の小林千洋NHK京都放送局長から、「京都中継局も開局し、完全デジタル化まで今後とも努力していきたい。」などの強い決意の挨拶がありました。また、門川大作京都市長からも京都市内の地デジ完全移行に向けて心強いお言葉をいだだきました。
地デジ推進キャラクター「地デジカ」や同ミュージアムマスコットキャラクター「マミュー」も駆けつけてくれ、賑やかで楽しいステージとなりました。

【浴衣姿が華やかな「TEAM2011」の各放送局のアナウンサー】

左から　奈良テレビ／伊藤將也、朝日放送／喜多ゆかり、京都放送／平野智美、ＮＨＫ大阪／中村慶子、毎日放送／斎藤裕美、関西テレビ／村西利恵、読売テレビ／林マオ、びわ湖放送／小西あゆ香、テレビ大阪／酒井千佳、サンテレビ／影谷かおり、テレビ和歌山／山田みゆき

（１）京都中継局（比叡山）の開局セレモニー

京都中継局（比叡山）が同日に開局することに伴い、特設ステージにおいて、開局セレモニーが行われました。関係者によるボタン押しが行われ、会場に設置された103インチのプラズマテレビに同中継局から受信した地上デジタルテレビ放送が映し出されました。
同中継局の開局により、従来からの共同アンテナやケーブルテレビによる視聴に加え、戸建て住宅等で個別受信に使用するＵＨＦアンテナ（比叡山向けの一本の受信アンテナ）により、京都府を放送対象地域とする全ての地上デジタル放送（ＮＨＫ総合・教育、毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビ、京都放送）の視聴が可能となるもので、京都市域の地デジ化がさらに加速するものと期待されます。

【関係者によるボタン押しで京都中継局が開局】

（２）地デジＰＲ

開局セレモニーに引き続き、「ザ・たっち」さんや「TEAM2011」のメンバー、「地デジカ」、「マミュー」により、地デジＰＲを実施しました。
地デジに関するクイズや「ザ・たっち」さんによる京都市内での地デジの受信方法を分かりやすく説明するコントを交えて、京都中継局（比叡山）や地デジの魅力、受信方法等について、会場の皆さんにおもしろおかしくお伝えしました。
猛暑の中、特設ステージ周りには多くの人が集まり、地デジの受信方法について熱心に耳を傾ける人も見受けられるなど、しっかりと地デジをＰＲすることができました。

【「ザ・たっち」が2本のアンテナを体で表現して説明】

地デジの受信方法等に関する受信相談会　

この日、会場に103インチのプラズマテレビを設置し、入場者に美しく迫力ある地デジを体感して頂くコ－ナーや、地デジの受信方法等に関するご相談を受け付けるコーナーが設けられ、地域にあった受信方法などの相談に多くの市民が訪れていました。

【猛暑の中、多くの市民が訪れた地デジ相談コーナー】

特別セミナー「ボクたちが愛するアニメが、か・わ・る！」

同ミュージアムの館長の養老孟司氏とテレビアニメ「名探偵コナン」の讀賣テレビ放送プロデューサーの諏訪道彦氏による特別セミナーを実施しました。
司会進行を朝日放送の中邨雄二アナウンサーが行い、同ミュージアムの研究員である應野泰紀氏も加わり、デジタルの新たなアニメ世界への養老氏による脳科学的なアプローチを交えた白熱したトークとなり、セミナー参加者は興味深く耳を傾けていました。

情報番組でのＰＲ

当日の楽しい模様は、地元放送局のKBS京都ラジオ「桂都丸のサークルタウン」において生中継でリポートされました。
また、イベントに先立ち、「ザ・たっち」さんと「地デジカ」が、前日の夕方にＫＢＳ京都テレビ「京プラス」、ＮＨＫ京都テレビ「京いちにち」に生出演し、地デジの魅力や移行準備などについて楽しくお伝えしました。

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