
報道資料
平成19年5月10日
総務省沖縄総合通信事務所
那覇空港内のデジタル空港無線に免許
−沖縄管内初のデジタル空港無線通信システムの導入−
総務省沖縄総合通信事務所(所長 金谷学)は本日、日本空港無線サービス株式会社(代表取締役社長 榊原一郎)に対して、400MHz帯デジタル空港無線通信用基地局の無線局免許を付与しました。
この無線局は、増大する需要に対応したサービスの向上と電波の有効利用の観点から、従来の800MHz帯アナログMCA方式を新たに400MHz帯デジタルMCA方式として開設するものであり、デジタルMCA方式の導入により、通話品質や秘匿性が向上するほか、一斉通信及び事業者グループ通信や緊急通信が可能となり、さらにはメッセージ機能による文字情報の通信など、利便性の向上と新たなサービスが供給可能なシステムとなります。
なお、免許した無線局の概要は、以下のとおりです。
【無線局の概要】1 免許人日本空港無線サービス株式会社2 設置場所沖縄県那覇市(那覇空港内)3 無線局種基地局4 使用周波数400MHz帯5 空中線電力20W6 サービスエリア那覇空港及びその周辺7 システム概要別紙のとおり
参考空港無線は、主に航空関係事業者等が利用者となり、乗客・手荷物・貨物の輸送、航空機の整備及び航空警備等の業務連絡用として活用されています。
(連絡先) 無線通信課航空海上・検定担当
担当者 :新垣、金城
電話 :098−865−2305
FAX :098−865−2321
Eメール :okinawa-koukai@rbt.soumu.go.jp