総務省四国総合通信局と四国コンテンツ連携推進会議、四国情報通信懇談会及び四国情報通信協力会は、２月３日（日曜日）に徳島市の徳島文理大学において、地域コンテンツを有効かつ効果的に情報発信できる人材の育成を目指して、「映像制作研修会in徳島」を開催しました。

　この映像制作研修会は、徳島文理大学人間生活学部メディアデザイン学科の長濱  太造（ながはま  たいぞう）助教を講師にお迎えし、映像を制作するにあたっての企画、構成、カメラワーク（ビデオカメラの操作や撮影技術）、絵コンテ及び撮影準備の重要性などを説明していただきました。その後、監督役・カメラマン役・モデル役の３人一組のグループに分かれて、講師の指導のもと人物を撮影する際のカメラワークを実習し、最後に各自がパソコンの映像編集ソフトを使ってあらかじめ用意された動画の編集や音声の追加をおこない、映像作品を制作しました。

　本研修会には徳島県内より高校生から年配の方まで映像制作に興味のある２７名が参加され、講師の説明にメモをとりながら熱心に聞き入り、真剣な表情でビデオカメラやパソコンを操作されるとともに、活発な質疑応答やアドバイスがおこなわれるなど、映像制作に対する熱意がこもった研修会になりました。

　四国総合通信局では、今後も関係各機関と連携して、このような映像制作研修会を四国各地で開催することを予定しています。映像制作研修会の開催予定については、四国総合通信局のホームページ（報道資料）で随時公表しており、ぜひ多くの方々に参加していただけることを期待しています。

　また、自ら映像制作研修会を開催したいという意欲のある方々に対して、研修会で使用するデジタルビデオカメラの貸出などもおこなっていますので、ご関心のある方は四国総合通信局 情報通信振興課（電話０８９−９３６−５０６１）までお問い合わせください。

　四国総合通信局は、今後も多くの方々に各地で開催する映像制作研修会に御参加いただき、研修会で体得した技術や知識を活かして映像コンテンツを制作され、四国コンテンツ映像フェスタに作品を御応募していただくなど、映像コンテンツの利活用による地域からの情報発信の強化に向け、継続的に取り組んでいきます。