発表日  : 1998年5月27日(水)

タイトル : 情報通信による地球環境保全のための政策提言(答申)





はじめに

第1章 地球環境問題の概要
 1 地球環境問題とは
 2 その他関連する環境問題

第2章 地球温暖化問題の現状
 1 地球温暖化の要因
 2 地球温暖化とその影響予測
 3 気候変動枠組条約策定の経緯とその後の動向
 4 我が国の温暖化対策の現状

第3章 地球温暖化問題に対する情報通信の活用
 1 情報通信の特性とCO2排出削減対策における役割
 2 情報通信システムのCO2排出削減効果
  (1) CO2排出削減効果を有する情報通信システム一覧
  (2) 定量的分析
  (3) ケーススタディ
  (4) 定性的分析
3 情報通信を活用した地球温暖化の観測・計測
  (1) 大気の観測・計測
  (2) 海洋の観測・計測
  (3) 陸域の観測・計測
  (4) 地球温暖化と災害
4 情報通信の活用による地球温暖化に関する教育啓発及びライフスタイル
 の変革
  (1) 情報通信の活用による地球温暖化に関する教育啓発
  (2) 情報通信の活用によるライフスタイルの変革

第4章 情報通信事業におけるCO2排出削減対策
 1 情報通信事業のCO2排出量
 2 電気通信・放送業界の取組の現状と今後の方向
  (1) 対策の分類
  (2) 事業用設備等に係る対策
  (3) 一般的な対策
  (4) 情報通信業界におけるこれまでの取組の例
  (5) 他業界の動向
  (6) 通信・放送業界における今後の取組
  (7) 地球温暖化対策推進法案について

第5章 情報通信端末機器の低CO2排出対策
 1 情報通信端末機器の稼働時消費電力削減
 2 情報通信端末機器の待機電力削減
 3 情報通信機器の消費電力及び待機電力に関する規制の現状
  (1) エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)による規制
  (2) 国際エネルギースタープログラム
 4 ネットワークの高機能化によるCO2排出削減対策

第6章 地球温暖化以外の環境問題
 1 地球温暖化以外の地球環境問題
  (1) オゾン層の破壊
  (2) 酸性雨
  (3) 熱帯林の減少
  (4) 砂漠化
  (5) 途上国の公害問題
  (6) 野生生物種の減少
  (7) 海洋汚染
  (8) 有害廃棄物
 2 その他の環境問題
  (1) 廃棄物・リサイクル
  (2) 大気汚染
  (3) 水質汚濁
  (4) 環境ホルモン
  (5) 電磁環境
  (6) 宇宙環境問題
  (7) 電波天文等をめぐる電波環境問題

第7章 情報通信を活用した地球環境観測
 1 観測システムの現状と課題
  (1) 人工衛星によるグローバル観測
  (2) 航空機・気球による観測
  (3) 地上における観測とそのネットワーク化
 2 観測データの伝送・処理・配布
 (1) 人工衛星から地上への観測データの伝送の現状と課題
 (2) 地球局からデータ処理システムへのデータ伝送の現状と課題
 (3) データ処理と利用者へのデータ伝送の現状と課題
 (4) 観測からデータ利用までを一体化したデータシステム
 3 観測・計測における情報通信技術の利用
  (1) 観測・計測における情報・データ利用の特徴
  (2) 観測・計測で要求される情報通信利用技術

第8章 途上国の環境問題への取組に対する国際協力
 1 途上国における地球環境問題の現状と今後の見通し
 2 途上国に対する環境関係の国際協力の現状
  (1) ODAを通じた我が国の国際環境協力
  (2) 地球温暖化防止のための共同実施活動
  (3) 民間レベルでの国際協力の推進
 3 京都議定書における地球温暖化防止のための国家間協力
  (1) COP3で定められた国家間協力
  (2) 我が国の国家間協力の活用の検討
 4 途上国における環境改善対策と情報通信の役割
  (1) アジアの途上国での移動の代替
  (2) モニタリング

第9章 政策提言
 1 CO2排出削減効果の期待できる情報通信システムの普及の推進
  (1) テレワークの推進
  (2) 高度道路交通システム(ITS)の推進
  (3) 環境負荷低減型情報通信システム導入の促進
  (4) 物流の情報化の推進
  (5) 普及推進のための法制度の整備等
 2 情報通信事業分野における自主的計画策定の支援
 3 情報通信機器の省エネルギー対策及びネットワークの高機能化の推進
 4 情報通信を活用した地球環境に関する啓発・教育の推進
 5 情報通信システムのCO2排出量や削減効果等に関するデータの蓄積
 6 地球環境に関する観測・計測
 7 途上国との協力、途上国への支援
  (1) アジアの途上国でのテレワークの推進
  (2) テレワーク導入ハンドブック作成の推進
  (3) モニタリングの推進
 8 研究開発の推進

資料編