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関係人口となった方の声

インタビュー Vol.06

ワーケーションを通じた「他にはない体験」との出会い

鈴木千秋さん(40代、会社役員、男性、東京都)

関わる地域:北海道北見市、斜里町

鈴木千秋さん ワーケーションの様子 写真
  • Question

    現在、地域のどのような活動に関わっていますか。

    Answer

    私が所属する株式会社Zooops Japanは、北海道での親子ワーケーションを推進しています。当社の社員は、北海道でテレワークにより仕事に従事する傍ら、北見工業大学で行われるハッカソンへの協賛や、しれとこハロウィンへのIT技術協賛、北海道創生協議会への参加等を行っています。

  • QUESTIOIN

    地域の活動に参加しようと思った経緯や目的を教えてください。

    Answer

    当社の代表が経営者仲間から「自社で採用した北海道の大学生がとても優秀であった」という話を聴き、北海道での人材確保に着目したことが、当社と北海道のつながりの始まりです。その後、2014年11月に社として北見市視察ツアーに参加しました。さらにその翌年には、北海道でのテレワークの実証実験を開始しました。

  • Question

    継続的に地域と関わりたいと思った理由を教えてください。

    Answer

    地域の方々との関わりを深めるなかで、“人材確保”という会社としての目的を超えて、“地域のために”という思いを自然と抱くようになりました。当社の保有するIT技術を通じて北海道の活性化に貢献したいという思考が、社員全体に広がっていきました。

  • Question

    地域の活動に継続的に参加してみて、地域に対する印象は変わりましたか。

    Answer

    豊かな自然・野生動物と間近で触れ合ったり、豊富なアクティビティを体験したりなど、ワーケーションへの参加を通じて、現地に行かなければわからない北海道の魅力を知ることができました。斜里での流氷ウォーク等、ワーケーション仲間がいたからこその唯一無二の体験にも出会うことができました。

  • Question

    今後、地域とどのように関わっていきたいですか。

    Answer

    親子ワーケーションは、大人だけでなく子どもにとっても貴重な体験です。私たちがつくった地域とのつながりを次の世代に引き継いでいくためにも、もっと子どもがワーケーションに参加しやすい環境をつくっていきたいという思いがあります。

    また、「地域でのテレワーク」という働き方を社内に一層普及させることで、「いつかは地元に戻りたい」と思う社員が、“地域での暮らし”と“好きな仕事”を両立する環境の整備も可能になるのではないかと考えています。

  • Question

    これから地域との関わりをつくっていきたいと考える方々に対して、メッセージをお願いします。

    Answer

    生活体験や住民の方とのコミュニケーション等、ぜひ地域とダイレクトに関わる経験を持ってみてください。地域が単なる通り道ではなくなります。

打ち合わせの様子 写真
視察ツアー参加の1日の様子

ホテルにて朝食

流氷ウォーク
バスで移動

山小屋ジンギスカンにて昼食
バスで移動

スノーモービル体験

ホテル到着

斜里町関係者との懇親会

夏休みに実施した親子ワーケーションの1週間の様子
初日

羽田空港を出発し、北見市に到着

北見市

【パパ】北見サテライトオフィスで仕事

【子ども】プログラミング教室体験や児童館で過ごす

地域の方々とキャンプ・北見バーベキュー・スイカ割り・花火を楽しむ

知床・斜里町へ移動
知床・斜里町

【パパ】しれとこラボでお仕事やクマの生態調査のお仕事

【子ども】地域協力隊の方と児童館で遊ぶ

斜里町の方とBBQ・ヤギの乳しぼり・虫捕り・星の観察・釣りを楽しむ

最終日

羽田空港到着後、帰宅

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