2020年1月現在
人口4,000人の町に、年間100万人の観光客が訪れる阿蘇・南小国町で、実践活動をとおして「観光まちづくり」を学びませんか。
南小国町は九州の中央部、熊本県東北部の阿蘇郡に位置する人口約4,000人の町で、温泉旅館を中心とした観光を主産業としている。「黒川一旅館」として地域の旅館組合員が運命共同体となって温泉街を盛り上げてきた黒川温泉は、県内トップクラスの集客力を誇り、全国屈指の人気温泉地として知られている。しかし一方では、宿泊施設への観光客の来訪が農林業等他の産業に十分な経済効果を及ぼしているとは言えず、地域産業間のギャップが生じるなど、温泉旅館ビジネスから地域の産業への波及効果を生み出していくことが喫緊の課題となっている。
また、温泉旅館以外の観光スポットが少ないため、町内への滞在時間が短く地域全体で滞在型の観光地づくりを行っていくことも課題となっている。
本事業では、これらの地域課題の解決に向けた「計画(PLAN)」を作成するだけではなく、「実施(DO)」に移して力強く推進できる町外の人材を求めている。そして、このような人材が移住や転職には至らないまでも、知見やスキルの提供という形で継続的に南小国町の地域づくりに関わっていく仕組みづくりを行うことを目的として実施する。
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