2020年1月現在
人口減少や高齢化の進行が著しい本県において、県人会の会員など本県にゆかりのある都市在住者、また山梨県に興味がある都市在住者の「ふるさと山梨に貢献したい」、「山梨に元気になってもらいたい」、「山梨をもっと知りたい」という想いを具現化するため、まずは、地域とつながる機会・きっかけを提供することで「ふるさと未来投資家」になってもらい、ふるさと納税をはじめとする多様な関わりで地域と継続的につながる仕組みを構築する事業です。
本県の人口は、2002年に減少に転じ、89万人台あった人口は2018年4月には81万人台となっています。首都圏に近いこともありますが、若者の多くは進学や就職時に首都圏に転出し、その結果、県内の多くの地域でコミュニティを維持することが困難な状況となっている場所も散見されています。
本事業では、地域の活性化や地域コミュニティ活動に先進的かつ意欲的に取り組んでいる市町村と県が連携し、地域コミュニティの中心となっている魅力的な原風景をはじめ昔から受け継がれてきた生活文化や山村文化、伝統文化などを未来に引き継ぐため、都市在住者に「ふるさと未来投資家」として貢献してもらえる仕組みづくりを「関係人口」創出・拡大事業のモデル事業として展開しています。
県人会(山梨県出身者及びその家族)など本県にゆかりのある都市在住者、また山梨県に興味がある都市在住者を対象に、各地域の「ふるさと未来投資家」となってもらうための取組を、山梨県と連携5市町村(山梨市、上野原市、甲州市、市川三郷町、丹波山村)が戦略的に展開致します。
具体的には、県が参加者を募り、県と連携5市町村がそれぞれのふるさと納税を募っている事業の現場視察や事業参画を通して各地域の課題について共感してもらうとともに地域貢献や地域づくり活動への関心の深化を図ります。また、実際、本県に足を運んでもらうことにより「都心からの近さ」、「つながりやすさ」を体感してもらうことも狙っております。
さらに、都市在住者と地域住民や地元で活動するNPO法人等との交流会を通じて地域住民等と密接な人間関係を持つことで、地域と都市在住者が継続的につながる仕組みを構築する予定です。
“世界文化遺産『富士山』を後世に継承する!”コース (prod by山梨県) |
実施時期 2019年11月30日(土)~12月1日(日)(1泊2日) |
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“地域資源の宝庫『山梨市三富地域』再活性化”コース (prod by山梨市) |
実施時期 2019年11月15日(金)~実施完了~ |
“スーパーフード「キヌア」による上野原の農業再生”コース (prod by上野原市) |
実施時期 2019年11月10日(日)~実施完了~ |
“上条集落の原風景を守り、育む”コース (prod by甲州市) |
実施時期 2019年11月17日(日)~実施完了~ |
“大塚にんじんで「NOPPUIブランド」を全国に広めよう!”コース (prod by市川三郷町) |
実施時期 2019年12月14日(土) |
“(村のパートナーとなって)力を合わせて、松を引こう”コース (prod by丹波山村) |
実施時期 2020年1月7日(火) |
ふるさと納税を活用して地域住民と自治体が取り組む地域おこしの現場に、東京在住の皆様をご案内するプロジェクトです。地域の方々のとの交流を通じて、ますます山梨県のファンになって頂き、「一緒に課題を解決したい」との想いが生まれたら、ふるさと納税でのご支援をどうぞお願い申し上げます。
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