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総務省モデル事業の取組事例

2020年1月現在

パターン(2)

「矢祭もったいないプロジェクト」

福島県矢祭町

「矢祭もったいないプロジェクト」 写真

規格外おもしろい。「もったいない」で農都をつなぐ!

事業概要

矢祭町を「矢祭=もったいない」というイメージで強調するため、首都圏において関係人口を募集し、「矢祭もったいないプロジェクト」の提案に向けたワークショップを町の関係者と共同して実施します。このプロジェクトと農都交流をコラボさせることにより、他の農都交流との差別化を図りながら、矢祭町における交流人口の増加を図ります。

事業の目的・背景

矢祭町では2001年以降、独自の行政改革に着手し、「もったいない」を合言葉に抜本的な財政改革に取り組んできました。そして、その精神は様々な分野でも発揮され、「もったいない市場」と「もったいない図書館」という2つのユニークな取り組みを生み出しました。この2つの取り組みは、それぞれ単体としては一定の成果をあげてはいるものの、最低限の取組に終始しており、矢祭町全体において果たすべき役割にまでは十分に行き着いていないのが現状です。

そこで今回、この2つの取り組みを軸とした「矢祭=もったいない」というイメージを強調することで、農都交流を中心とした新たな関係人口の創出機会を見出すとともに、このような新たな関係性の中で、それぞれの取り組みが果たすべき役割についても再整理したいと考えました。このことにより、矢祭町の交流人口の増加をはじめとした関係人口の増加を図り、町の活性化に結び付けたいと考えています。

取組の内容

【ターゲット】
  • 地域資源を活かした産業振興やシェアリングエコノミー等の分野に関する知見を有する者。
  • 事業企画、マーケティング、ブランディング、IT活用等の事業経験を有する者。
  • 主に首都圏において幅広い人的ネットワークを有する者、異業種交流等のコミュニティ活動を得意とする者。
【取組内容】

4回のワークショップと現地調査を経て、「もったいない」をテーマに農都交流につながるプロジェクトを立ち上げる

【メリット】
  • 提案したプロジェクトの具体化に向けて、引き続き地元アクターと連携して取り組みを進めることができる。
  • 「矢祭町応援団」等への委嘱等を受け、今後も矢祭町と継続的に活動することができる。
「矢祭もったいないプロジェクト」事業概要
[目的・効果]

〇「農都交流」 × 「矢祭もったいないプロジェクト」=交流人口の増加
→矢祭町を「もったいない」というイメージで特徴付けることで、他と差別化された農都交流を実現し、交流人口の増加を図る。

[事業内容]

〇首都圏において 15 名の関係人口を募集し、ワークショップ形式でプロジェクトの検討を行う。検討にあたっては、現地調査等で「特産品開発協議会」等の関係者との交流の場を設けるとともに、矢祭町役場が中間支援機能を担う。

[特筆すべき事項]

〇すでに矢祭町においては、「もったいない市場」と「もったいない図書館」という特色ある活動が展開されている。

○矢祭町において農都交流事業の一環として「農泊」事業への取り組みが進められており、継続活動への下地が出来ている。

「矢祭もったいないプロジェクト」 事業概要(図)

実施体制

  • 福島県矢祭町(事業課)
  • 矢祭町特産品開発協議会(もったいない市場)
  • 矢祭もったいない図書館
  • 矢祭町農泊推進協議会
  • 矢祭町商工会

スケジュール

(1)第1回~第4回ワークショップ 2019年9月~11月
(2)第1回現地調査(1泊2日) 2019年9月開催
(3)成果発表会(1泊2日) 2019年12月開催

関係人口となりうる方へのメッセージ

矢祭町は多くの人がイメージする山にかこまれたザ・田舎です。豊かな自然と恵まれた気候に育まれた美味しい野菜や水・地酒のほか、個性と熱意あふれる住民が魅力です。

連絡先

担当部局名
事業課
担当部局連絡先
TEL:0247-46-4576
メール:jigyou-ka*town.yamatsuri.fukushima.jp
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