2020年1月現在
中山間地域にある生福・冠岳地区において、芸術文化が持つ力と地域資源を掛け合わせて新たな価値を作り上げ、地域振興を図ろうとするものです。ただ、この地域は高齢化が進み、人口も減ってきているため、マンパワーが不足しています。そのため、地域資源をベースとしたプロダクトやワークショップを産み出していく過程で、「関係人口」という「人材」を巻き込み、地域住民と共に協働するコミュニティ「えんたく」という実施主体を作っていきます。
中山間地域の生福・冠岳地区では、寺社仏閣や歴史、地域に残る中国との関わりのある伝説が残っています。また四季が折々に見せる様々な表情、また特産品のかんきつ類の栽培も盛んな地域で、多くの資源があります。そのため、このエリアの地域振興を目指し、2018年度に「冠嶽芸術文化村構想」を策定しました。
一方で、この構想を実現していくには、地域のマンパワーは不足しており、関係人口など外部の人材の協力が不可欠となってきます。
しかし、関係人口など外部人材と地域住民が共に活動していくためのコミュニティや仕組みがこの地域にはまだなく、新たなコミュニティを創設する必要があります。
そのコミュニティの核に、芸術文化が持つ力と地域資源を掛け合わせて、文化的な切り口を持ってプロダクトを産み出し、この地域に新たな価値を与えていくことで、地域住民との絆を結んでいき、関係人口の創出を図り、冠嶽芸術文化村の実現を図ろうとするものです。
具体的には、以下の取り組みを実施し、関係人口を受け入れていくためのコミュニティ(「創発コミュニティ」)の形成を図っていきます。
取り組みを通して地域と関係人口が互いに認め、理解し合うサイクルを作ることで、「創発コミュニティ」が継続的に関係人口を呼び込み、地域に参画する仕組みを構築します。
さらに、「創発コミュニティ」の活動をきっかけに、エリア全体に波及効果が及ぶことで、対象エリア全体の活性化、及び「冠岳芸術文化村構想」の実現を目指します。
2019年10月 | 地域映画トークセッション |
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2019年11月 | 地域資源によるプロダクト試作販売・ツーリズム可能性調査(テストケースの実施) |
2020年1月 | 地域フリーペーパー発行 |
これから8ミリフィルムを使った地域映画つくりを核に関係人口創出を図っていきます。また、薬草園の復活やコスプレイヤーに密かに人気のスポットもこの地域にあります。興味のある方はご連絡お待ちしています。
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