2020年1月現在
科学に関心を持つ関係人口と、つくばの科学者、学生、おばあちゃんたちなど世代を超えてチームビルディングし、「STEAM教育」の手法を取り入れて、つくば市の社会課題の解決に挑みます。
今回は、「科学とスポーツ」を切り口に、VRコンテンツや「ゆるスポーツ」の競技をアイデアソンでアレンジして体験型コンテンツを作り、一般の方に披露し、体験してもらいます。
つくば市は全国的にも「科学のまち」として認知され、研究学園都市として大学や研究機関等に従事する在住・在勤者が非常に多い地域です。また、筑波大学や筑波技術大学など、外国人、障害者を問わず誰もが学べる場でもあります。
一方で、各研究機関、学生、新住民と旧住民、中心市街地と周辺市街地など市内の至る場面でコミュニケーションや認識の「ギャップ」があります。こうした連携不足を解消する「横串」の仕組みが少ないことは、つくばの課題です。
本事業では、ターゲットとする科学やスポーツに関心のある東京圏の若手世代(中高生)との関係性を維持・拡大だけでなく、これまでつくばの中だけでは作れなかった「横串」のような社会的課題への新たなアプローチに挑戦します。
科学やスポーツに高い関心を持つ、若手世代がつくばの人たちとの関係性を構築する出会いの場として、また、市内の若手世代や研究者など多様な人材にとって、これまでになかったコミュニケーションやつながりを生む機会となることを目指します。
「科学とスポーツ」を切り口に、VRコンテンツや「ゆるスポーツ」の競技をアイデアソンでアレンジして体験型コンテンツを作り、一般の方に披露し、体験してもらいます。
事業は以下のは3段階で進めます。
つくば市に潜在的に存在する「課題」を市民目線で見つけ出します。つくば市の課題は、つくば市のロードマップ事業などでも具体的に掲げられ、取組が進められていますが、行政が取り組んでいる事業以外の課題、より身近な生の声も拾えるように調査します。
つくば市の社会的課題を発掘し、解決や改善に貢献するコンテンツの制作に向けて、「STEAM」アプローチをベースにしたアイデアソンを数回実施します。科学やまちづくりに関心のある、市内・東京圏の若手世代(中高生)を募集し、つくばの研究従事者や学生・市民とのチームを編成(チームビルディング)します。各チームごとに、社会課題の解決の手段として、科学とスポーツをかけ合わせた種目を考えます。
つくば駅前において、出来上がったスポーツ種目を一般の方とともに体験していただきます。
関係案内人として、事業の全体統括を「合同会社 for here」に委託。本事業において、①全体的なディレクション、②コワーキングスペース利用者(研究従事者、スタートアップ企業など)に対するイベントへの参加周知、③東京圏のコワーキングスペースと連携し、学生等へ参加周知、④SNSを利用した情報発信を行う。
また、イベントの実施・運営を「一般社団法人世界ゆるスポーツ協会」と筑波大学システム情報系 岩田洋夫教授(日本VR学会会長)に協力いただく。
2019年12月12日 | アイデアソン(第1回) |
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2019年1月18日 | アイデアソン(第2回) |
2019年2月2日 | イベント開催(VR学会主催のイベントと連携) |
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