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総務省モデル事業の取組事例

2020年1月現在

パターン(3)

都市部のクリエイティブ・クラスターに向けた文化創造都市高岡情報発信事業

富山県高岡市

都市部のクリエイティブ・クラスターに向けた文化創造都市高岡情報発信事業 写真

地域はクリエイターの創造性を拡張し、クリエイターは地域のものづくりを革新する

事業概要

働き方やライフスタイルの変化の中で、地域に関わるクリエイターたちも増えてきています。そこで、私たちは、ものづくりに携わる人・関心のある人たちとの新しい出会いや協働の可能性を求め、高岡の魅力と秘密の一端をお伝えする首都圏イベント及び「クリエイター向けモデルツアー」を実施しました。

事業の目的・背景

本市は銅器、漆器等の伝統産業とアルミ・化学・パルプなどの近代産業が相まった商工業都市・ものづくりのまちとして発展してきましたが、製造業の事業所数、従業員数、製造品出荷額は減少の一途をたどっており、全国的にも製造業の海外流出が進む中、本市においても厳しい状況が続いています。

本市は平成26年度に、「文化創造都市高岡推進ビジョン」を策定し、文化や芸術の力を活かした都市再生の取り組みに挑戦する方針を定めました。

その後様々な取り組みの結果、高岡に移住してくるクリエイターやアーティストらが少しずつ現れてきていますが、まだ数は少ないところです。

そこで、本事業を通して、地方への短期・長期滞在、移住を考えるクリエイターに対し、魅力的な候補地として高岡の認知度を高め、文化創造都市としてのブランド力の向上を図ります。

首都圏等のクリエイターが短期・長期にわたり滞在することは、市民にとっても、新しい文化、産業を創出し、暮らしの質を高める創造力を育む機会になることが期待されます。

また、多様な価値観に寛容な市民が増えることで、レジリエントなまちづくりにつながることを目指しています。

取組の内容

都市部のクリエイティブ・クラスターに向けた文化創造都市高岡情報発信事業 事業概要
都市部のクリエイティブ・クラスターに向けた文化創造都市高岡情報発信事業 事業概要(図)
  • 関係案内人:首都圏でのPRイベント実施
  • 関係案内人×高岡市:クリエイター受け入れ体験・交流ツアー
  • 高岡市:クリエイター受け入れ体制に関する情報を一元的に発信するウェブサイトを整備


発信力強化
地方への短期・長期滞在、移住を考えるクリエイターが、魅力的な候補地として高岡を認知

実施体制

高岡市、高岡市デザイン・工芸センター、NPO法人金屋町元気プロジェクト、高岡伝統産業青年会など

スケジュール

2019年10月7日(月) PRイベント「Creators Meet TAKAOKA」を渋谷ヒカリエで開催
2019年11月22日(金)~23日(土) 高岡体験モデルツアーの実施
2019年10月上旬~ 文化創造都市高岡ウェブサイトを整備し、本市と関わりを持つ事例等について情報発信をしている

関係人口となりうる方へのメッセージ

高岡市は高岡銅器・高岡漆器などの伝統産業をはじめとした「ものづくりのまち」。私たちはものづくりに関心のある人、携わる人たちとの新たな出会いや協働の可能性を求めています。様々な困難に直面する伝統工芸ですが、高岡市では職人と先端テクノロジーがコラボした作品が次々と生み出されるなど、異分野・異業種とのコラボレーションによる新しい価値や商品が生み出されています。本市の文化や歴史に触れ、これからのものづくりを考えてみませんか?

事業ホームページ

詳細はこちら別ウィンドウを開く

連絡先

担当部局名
高岡市市長政策部文化創造課
担当部局連絡先
TEL:0766-20-1255
メール:bunsou*city.takaoka.lg.jp
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