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総務省モデル事業の取組事例

2020年1月現在

パターン(3)

関係人口によるワインクラスター創出事業

長野県東御市

関係人口によるワインクラスター創出事業 写真

ワインを基軸とした継続的な交流を通じて、農山村集落、首都圏の郊外ニュータウンの双方が抱える地域課題の解決を目指します!

事業概要

本事業では、地元農畜産物を豊富に用いた魅力のある「食」と「ワイン」を楽しむことができる、農山村集落でしか味わうことができない風情や生活を首都圏居住者へ提供することにより、首都圏居住者の“生きがい”の場の創出と継続的な交流を育み、地域外の人材の力を地域へ取り組むことによって、農山村集落の活性化を図ります。 

事業の目的・背景

本市の農山村集落は、「人口減少」「少子高齢化」がますます進行し、地域づくり活動の担い手や基幹産業の一つである農業の担い手不足という課題に直面しており、 地域全体の活力低下が危惧されています。

このため、首都圏居住者に農山村集落における“ローカルライフ”を提案し“ふるさとづくり”の応援を通じて、長期滞在や二地域居住につなげ、農山村集落におけるワイン産業の持続的な発展と地域づくりの活性化を実現します。

取組の内容

【フィールド】

本事業では横浜市栄区の郊外ニュータウンである上郷ネオポリスと千曲川ワインバレーの中心的地域である東御市田沢地域の住民が、ワインを基軸として“ローカルライフ”を楽しめる交流環境を整えていくとともに、世代間への交流の波及によって、継続的な関係づくりに取り組みます。

【今年度の主な取り組み内容】
  • 持続可能な地域づくりと継続的な関係性を構築するための中間支援機能の形成
  • 首都圏におけるワインと食などの地域勉強会、意見交換会の開催
  • 農山村集落の魅力を体験するツアーの開催
  • 継続的な交流の象徴となる遊休荒廃農地の整備
  • 農山村集落と首都圏をつなぐWebサイトの構築
【本事業のポイント】

今年度40程度の遊休荒廃農地を整備し、次年度以降「上郷ネオポリスの畑(仮称)」として、「自分たちの畑」を創出し、ワイン用ぶどうや野菜の定植作業、収穫作業などの農作業体験を通じて、収穫することの喜びや収穫物を実際に上郷ネオポリスのまちづくり拠点で販売することなどを視野に継続的な関係性を構築していきます。

実施体制

  • 上郷ネオポリスまちづくり協議会・住民
  • 大和ハウス工業株式会社
  • ワイン産業&地方創生アドバイザー
  • (一社)長野県観光機構(DMO)  
  • 田沢おらほ村活性化委員会及び田沢地域住民
  • (一社)信州とうみ観光協会
  • 東御市
関係人口によるワインクラスター創出事業 実施体制
実施体制図 東御市側:田沢おらほ村活性化委員会&住民・東御市役所・信州とうみ観光協会 都市住民側:上郷ネオポリスまちづくり協議会&住民 中間支援組織:長野県観光機構(DMO)、大和ハウス工業、ワイン産業&地方創生アドバイザー

スケジュール

農山村集落の魅力を体験するツアーの開催(東御市田沢地域) 2019年9月
首都圏におけるワインと食などの地域勉強会、意見交換会の開催(横浜市栄区上郷ネオポリス) 2019年11月
これからの取組みに関する意見交換会 2019年12月~1月
遊休荒廃農地整備 2019年11月~2月
Webサイトの構築 2019年6月~2月

関係人口となりうる方へのメッセージ

東御市は、ワイン、巨峰、りんご、くるみ、八重原米、ブロッコリー、スイートコーンなど多種多様な美味しい農畜産物を生産しています。東御市に関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

連絡先

担当部局名
東御市企画振興部企画振興課
担当部局連絡先
TEL:0268-64-5893(直通)
メール:kikaku*city.tomi.nagano.jp
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