2020年1月現在
「島が好き、旅が好き、新しい働き方にも関心がある」という方々、あるいは「○○町っていう離島の自治体名までは分からないけど、島の仕事や暮らしには興味津々!でも島に移住はハードルが高いな…」という方々。
離島自治体の1つ、海士町では、まず「離島」に興味を持って頂いた方々に対して、離島連携による「離島×旅×複業」のもとで新しい働き方・暮らし方を提案し、海士町だけにとどまらず、都市と離島・離島と離島双方の人材のダイナミックな流れの創出を試み、縮小社会における人と地域の新しい関係性を築き、都市と地方の課題解決に継続的に貢献できる環境づくりに取り組みます。
日本には416もの有人離島があり、そのほとんどが人手不足です。単純な作業から専門的な仕事まで、1年中人手不足の島もあれば、ある時期だけ人手が必要な島もあります。一方、都市部においても副業解禁の流れや情報化社会の進展により、場所を選ばない働き方や豊かな自然が残っている地方での暮らしは再び注目されているところです。
わたしたちは、仕事や家族などの諸事情で地方移住はまだハードルが高いと感じられる方々がいるなかで、関係人口を巡って地域どうしで移住者や担い手の獲得「競争」で縮小するパイを奪い合うのではなく、地域どうしの「共創」によりパイを広げることを重視したいと考えます。
本事業では、都市部で展開する離島アンテナショップをはじめ大手旅行サービス企業や大手総合人材サービス企業との連携のもとで、「離島×旅×複業」をテーマに地域課題の解決を目指そうとする離島地域の一大連携の気運を醸成し、各方面へ具体的な行動に向けての機会・きっかけを提供して、人々と島々の関係の深化と離島地域の活性化を目指します。
「離島×旅×複業」をテーマとして、地域を問わず離島に興味関心のある方々(離島ファン)を対象に地域ニーズや課題とのマッチングを促しながら相互の関わりを深めていき、都市と離島ないしは離島間連携のもとで具体的な行動に向けての機会・きっかけづくりを進めていきます。
海士町を含む日本全国の離島をネットワーク化し、関係案内人となる㈱JTBや㈱パソナ等の協力の下、離島を愛する島ファンがワーキングホリデーなどで島により深くかかわれる仕組みを構築します。
現地フィールドワーク、セミナー | 2019年9月~10月 |
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島会議(シンポジウム)【第1回】 | 2019年11月27日 |
離島版ワーホリ(モニター) | 2019年12月~2020年2月頃実施予定 |
ふるさと祭り(離島連携PRイベント) | 2020年1月10日~20日 |
島会議(シンポジウム)【第2回】 | 2020年2月頃開催予定 |
日本には魅力ある離島が数多くあります。その魅力は、自然と共に生き、文化と歴史を大切にしてきた暮らしの中にこそ見出すことができ、そこに島らしさが集約されています。ガイドブックに載っていない島の魅力を楽しむためには、実際に暮らしの中に入ってみるのが最良です。「働くこと」を地域への入り口に、離島の暮らしへ、旅をしてみませんか?
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