2020年1月現在
南北朝時代に九州を征した武士団・菊池一族の歴史文化資源や、菊池渓谷、菊池温泉、農家体験等の観光資源を融合し、新たな着地型観光コンテンツとしてブランド化。地域一体の協働プラットフォームをつくり訪日外国人へアプローチして関係人口を創出・拡大し、地域の稼ぐ力を醸成します。
菊池市は、菊池渓谷や菊池温泉、豊富な農畜産物、南北朝時代に九州を平定した武士団・菊池一族の歴史文化など地域資源がそろっており、年間約300万人が訪れる観光都市です。
しかし、近年は宿泊客が減少傾向にあり、変化する観光客ニーズへの対応や地域資源活用の見直し、受け入れ体制の強化が求められています。
一方、訪日外国人の宿泊者数は増えています。一人当たりの旅行消費額が日本人よりも圧倒的に高い外国人を誘致することは、持続可能なまちづくりを進めるために有効な取り組みです。特に、訪日外国人の多くは日本特有の歴史文化や自然環境に興味関心を持っており、菊池市の地域資源を活かさない手はありません。しかも、2020年は東京オリンピック・パラリンピックを控えており、訪日外国人へPRするタイミングとしては大きなチャンスです。
地域資源を活かし、ブランド化して、訪日外国人に選ばれ、ファンになってもらえる取り組みを官民一体で進めていきます。
訪日外国人の動向や意向調査を行い、PRの方向性や体験プログラムの内容を決めていきます。
地域資源を活用した体験プログラムをもとに、「菊池一族SAMURAI体験ツアー」を開催します。
参加者の意見や地域住民の意見をもとに、体験プログラムの商品化を目指します。
SAMURAI体験ツアーの参加者や、菊池に愛着を持つ在日外国人に対し、地域と継続的なつながりを持って魅力を発信してくれるエバンジェリスト「SAMURAI伝道師」として登録する制度を作ります。
菊池一族の歴史を魅力的に伝えるストーリーや、体験ツアーを基に制作したPR動画をウェブサイトに掲載。サムライ体験ツアー等の参加者レビューも掲載してコミュニケーションができるサイトを作成します。
事業統括 | 熊本県菊池市(企画振興課菊池一族プロモーション室) |
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活動主体 | 菊池武光公生誕700周年プロジェクト実行委員会 |
(菊池観光協会、菊池市商工会、菊池観光温泉旅館組合、菊池市企業連絡協議会、菊池ふるさと体験協議会、NPO法人きらり水源村、地域おこし協力隊、熊本県等)
菊池市には、数々の日本の百選がある菊池渓谷や菊池温泉など、美しい水と自然が残されています。その水と自然に育まれた場所で、こだわりを持った生産者が安心安全でおいしい農産物を作り続けています。2000年以上続く米作りや菊池一族の歴史など、地域の伝統文化も代々大切に守られてきました。こうした地域を守る「SAMURAI SPIRITS」を持つ人々がたくさんいることが一番の自慢です。ぜひ菊池の魅力やここで暮らす人々の思いに触れていただき、いっしょにまちづくりを楽しんでもらえたらうれしいです。
※現在作成中(2020年2月上旬公開予定)
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