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総務省モデル事業の取組事例

2021年3月現在

食を活用した関係人口創出・拡大事業

秋田県大館市

食を活用した関係人口創出・拡大事業

大館ならではの食から地域を伝え、地域経済の活性化と賑わいづくりの推進を図る。

事業概要

少子高齢化が進み、農産物の消費者である人口も減少し、販路や消費量が減少していることから、大館市との関係性を築いていただける方の力添えを頂きながら農産物の販路を拡大し、地域経済の活性化と賑わいづくりの推進、農業の担い手不足解消を図るために実施します。

そこで、大館市ならではの郷土(田舎)料理の商品開発を行い、都市部の方がその商品を購入することにより、大館市の農業を消費面で支援するとともに、大館市への思いを醸成し、関係性の深化と横展開のつながりを創出します。

取組の内容

大館市では、食を通じた関係人口の創出を目的として、以下のことに取り組みました。

①女子栄養大学と連携した商品開発(8月~12月)

昨年度当事業により関係性を深めた女子栄養大学と更なる連携を図り、大館市ならではの食から関係人口の創出・拡大を図るための商品の開発を行います。
開発した商品を販売することにより、購入者の大館市への思いを醸成し、大館市を訪れていただき、旅行からファンに、それからリピーターへと関係性の深化と横展開の繋がりを期待します。

女子栄養大学と連携した商品開発(8月~12月)
女子栄養大学と連携した商品開発(8月~12月)
②大館の食を応援するファンクラブの設立

継続的に大館市を応援してくれるサポーターを募り、ファンクラブを設立しました。
ターゲットは地域経済の活性化と賑わいづくりの推進を目的として、既に大館の食を一定の理解と共感を持っている方で、大館の農業を消費面で支援してくれる方を募集しています。

大館の食を応援するファンクラブの設立_会員募集チラシ
③ファンクラブの集いの開催

ファンクラブ会員とのリモート交流会を開催しました。そこで女子栄養大学と共に開発した商品の試食・お披露目も併せて実施し、商品の磨き上げと関係性の深化を図りました。

ファンクラブの集いの開催
ファンクラブの集いの開催
④都市農村高校交流(リモート料理講習会)

本事業で連携している女子栄養大学からの提案で大学と交流のある東京女子学院高校(練馬区)と秋田県大館市の大館桂桜高校とのリモート料理講習会を実施しました。
第1弾として、大館の生徒が東京の生徒に秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」を、第2弾として東京の生徒が大館の生徒に「マカロン」をそれぞれ工夫して、交流を楽しみながらレクチャーしていました。
この事業をきっかけに、両校の更なる交流事業を進めていくこととなりました。

都市農村高校交流(リモート料理講習会)
都市農村高校交流(リモート料理講習会)

実施体制

  • 秋田県大館市(観光交流スポーツ部移住交流課)
  • 大館市まるごと体験推進協議会
  • 女子栄養大学 食文化栄養学科
  • 東京女子学院高等学校
  • 大館桂桜高等学校
実施体制図

連絡先

担当部局名
秋田県大館市 観光交流スポーツ部 移住交流課
担当部局連絡先
TEL:0186-43-7149
FAX:0186-48-6668
メール:kouryu*city.odate.lg.jp
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