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地域の取組事例

「盛岡という星で」プロジェクト

岩手県盛岡市

「盛岡という星で」プロジェクト 「盛岡という星で」プロジェクト

事業概要

事業の目的・背景

盛岡市においては、進学や就職の機会に東京圏へ転出する若者が増加しており、全国の市町村と比較しても東京圏から見た転入超過が多いことから、「その地域に居住していないものの、出身者や勤務経験者であるなど、その地域との継続的な関りがある人」という関係人口の考え方に重点を置きながら、東京圏での知識や経験を蓄積した若年層(おおむね20~39歳)の盛岡への人口の還流を促進することが移住・定住対策として有効であると考えるものです。
本事業の展開により「盛岡」をキーワードに関係する人の量的な増加を図るとともに、受動的な関わりに留まらず、コミュニティに関わるキーパーソンの育成や、ふるさと納税を行うなど能動的に行動を起こす人の質的な充実を図ることで、移住・定住による人口の増加のほか、交流人口の増加によるまちの賑わいを創出し、盛岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標の1つとして掲げる「魅力と求心力がある東北の中核都市」の実現を目指そうしております。

取組の内容

若者の地元定着や移住・定住促進のため、首都圏の若年層向けの情報発信や、盛岡コミュニティの支援、暮らし体験ツアー、「仕事」と「暮らし」の相談体制強化など、関係人口の増加を機軸とした取組を推進いたします。
雇用、観光、地域経済、農業などの各分野での現状や課題などの把握や既存事業との関係性を考慮した上で、イベント開催などのほか、マーケティング手法を構築しながらホームページやSNS、マスメディアによる双方向を意識した情報発信を行い、東京圏の潜在的な移住・交流ニーズに的確に対応することで、特産品購入やふるさと納税など東京圏にいながら盛岡との関係性を築くことができる環境を整備するものといたします。
また、高校生などの若者に盛岡で働くイメージを持つ機会を提供することで、長期的な視点から若者の盛岡への還流を促進するほか、東京圏からの交流や移住の希望者が、「仕事」や「暮らし」を一体的に体験できる環境や、地域と交流できる拠点を設置し、移住や交流につながる新たな仕組みを構築することで、移住・定住の促進を図ろうとするものです。

関係人口となりうる方へのメッセージ

北東北の拠点を担っている盛岡市は、東京から2時間10分のアクセスの良さで二拠点居住も可能です。街の中には歴史的建造物も多く残され、落ち着いた府に気を味わうことができます。夕飯の買い物に、子どものお迎えに、気晴らしに映画館に…と自転車で行き来できるコンパクト感も魅力で、移住してからの生活が思い描ける街並みです。街中には産直もあり、近隣の農家で取れた新鮮な野菜で食卓を彩ることも可能です。東北初心者が住まいを選ぶなら、雪かきや水道管の凍結の心配がない集合住宅が安心ですね。医療面の各診療科のほか、県立病院や市立病院といった総合病院もあり安心して生活できます。時間のゆっくり流れる盛岡で暮らしてみませんか。

事業ホームページ

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