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ICTの手順とポイントについて の主な意見一覧
(※以下は、アンケートの自由記述に書かれた回答者のご意見です。)
■支援を体系的に理解するのに必要な情報が整理されており、参考になる。
- はじめてこの分野の支援手法が体系化されたことに意義がある。
- 具体的な手順が示されており、基本的なポイントが確認でき、参考になる。
- ITサポートの基本的な流れを伝える自由に参照可能な文書が存在していることは、個人であれ団体であれ、ITサポートを実施している団体にとって不可欠である。その足がかりとして役立つ。
- 依頼者から、どの段階でどのようなことを聞いておけばよいのかが具体的に書かれているため、とても参考になった。
- 記述されている内容は、各支援担当それぞれ役割等がしっかりと位置づけられており、また手順に関しても検討の余地はあるものの支援担当側・支援を受ける側の手順が明確に記されており、今後の支援活動において非常に役に立つ。
- 支援者として、県、地方自治体関係機関関係の位置付けを確認できる。
- 自分たちで必要に応じて作っていたものが、系統的にまとめられている。
- 手順やポイントがわかると、アイデアが浮かんでくる。
- 支援の流れ等フローチャートになっていて、わかりやすかった。また具体的な様式があり、参考になった。
- 手順について、どの程度こまかくやればいいのかガイドになるところが良い。
- 手続き、活用の方向が「手引き」のようで分かりやすい。
- 新入会員への教育資料として良い。
- 複数人数で支援をする場合、支援者間の情報共有に役立つ。
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■各機関との連携方法や、団体の管理・運営方法などもあわせて整理して欲しい
- 各手順を担当する人材の知識、技術、経験に負う部分が大きいので、各手順を担う人材と照らし合わせて見られると、より理解できると思う。また、担当者間、機関間の連携が重要と思われるので、連携がもう少し強調されても良い。
- 特に公的な機関、パソコンに不慣れな機関と関係を持つための手順が書かれていれば、もっとよかった。
- 手順には、多くの書類の作成が必要だが、書けば書くほど、その管理が大変になってくる。支援することが、作業の中心に違いないが、書類や情報の管理方法について、一言述べて欲しかった。
- 支援者間や支援統括者、支援企画責任者を含めた対人関係についても、重要になってくる。ボランティアグループでは、息の合った人達がまとまるが、支援者を公募する場合、お互いのコミュニケーションや情報をまとめていく作業が、支援企画責任者や、支援統括者に重くのしかかる。そのノウハウも記述して欲しい。
- ICT支援を担う人材について支援企画責任者、支援統括者、支援者のセクション分けが行われているが、多すぎると思う。間に入る人間が多いほど意志の疎通は難しくなるし、事務的になる傾向がある。
- 必要な情報が、必要な人達に伝わっていない事が多い。(現場ではそう言うことをよく聞く)事業情報の丸投げにならないか?如何に情報を継続的に伝達出来るか?をよく検討する必要がある。
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■先ずは、ICT支援体制の整備と支援人材のスキル向上が重要
- 支援の道筋をつけるのに良いが、利用する人が、この情報を読み込むためには、ある程度のスキルが必要である。
- 初めて支援を行う組織等の場合は、手順の一例を知るために役立つが、すでにある程度支援をおこなっている組織の場合には、より細部にわたる情報を必要となる。
- また、支援のしくみ自体がまだ整っていない地域では、支援企画責任者、支援統括者、支援者とは、誰が担うものかも明確になっていませんので、まずは支援のしくみづくりが先決となる。
- 全国統一のポータルサイトの情報が効果的に現場で生かされるためには、各地域に最低必要限度の支援体制が必要である。
- 現状では、支援企画責任者、支援統括者、支援者の役割、線引きが明確でないこと、また、支援責任者は専門分野(リハ関係者、養護学校教諭、福祉職など)の人たちが担うのか、その他の人材(企業、一般のサポーターなど)が担うのかにより、依頼者から聞き取れる内容に差が出るため、現場のICT支援の実態に合わない箇所が帳票の記載項目等にかなりあります。個人情報の取得が難しくなっている現状を考えますと、明確な支援の提供のしくみや支援の到達点が提示できない状況下やデータの管理方法が定まっていない状況下では、様式の作り方や情報の受け渡し方法にも様々な配慮が必要。リスク軽減のためにも、必要不可欠以外の情報を保有しない、保有させないという考えも成り立ちますので、責任を持って情報を管理し、支援に生かせる機関が総合的な支援窓口になることが今後の課題。
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■各種の様式例は有益である
- いつも書式に苦労しているが、簡潔にまとめられたものがあるので役立つ。
- これから障害者のIT支援を始めていく団体など、支援情報を共有し、支援計画を意識化していく側面、そして全国的にスタンダードな様式が出来れば、今後の調査研究の上で一つの基準としても役立ちうる。
- 今まで、個人の裁量でおこなってきた内容を具体的にまとめてあると考える。利用する担当者は、どんどん使って、その結果をフィードバックすることでより良いものになると思う。
- 支援を考える際に役に立つ
- 実際に相談や支援を行う場合に、具体的な項目や進め方について、各様式の内容が参考になる。
- 情報を記入できるものがあれば、支援を受ける側も情報を提供しやすく、また支援する側も情報があれば支援がしやすくなると思う。
- 実際には、様式に書かれたことだけでサポートを行うことは難しいと思うが、第1段階として決まった書式があることによってサポートを進めやすくなる効果はあると思う。
- 当センターで行っている講座で使用する類似の書類と、注目点の差異の有無などについて参考になる。
- 統一した様式を使うことで団体間の連携につながる。
- 同じような業務を行っているところであれば,ポイントを押さえられるので良いと思う。
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■各種の様式例は一覧表から参照できるようにして欲しい
- テンプレートがあること自体は役にたつと思うが、探しにくい。目的のドキュメントを一覧から簡単に選べるようにして欲しい。
- 各種様式(申込書や問診票等)が何処にあるのか分かりにくい。画面を分割して、リンクする項目を左端に揃えて、目に付きやすいような工夫が必要。
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■各種の様式例の内容は今後さらなる充実を図って欲しい
- 聞き取り必要な項目のフォーマットがあるのは、アセスメントをする上では必要不可欠のこと。ただ、サイトの利用者がある程度幅があると思われるので、簡易バージョンがあると良い
- 障害の軽い方でニーズがはっきりしている場合は詳しいアセスメントが必要でない場合もあると思う。この場合も含めて、簡易バージョン等も準備されると良いのではないか。
- もう少し、内容面で充実させてほしい。特に問診表は、とおりいっぺんの感じがする。
- 概ね必要事項はまとめられていると思うが、障害者手帳の等級や障害の内容については、チェックリスト形式で、詳しく書けるようにした方が良いように思う。(例示:身体障害者手帳・併1級(内訳:糖尿病性網膜症による視覚障害3級、糖尿病性腎症による腎臓機能障害1級、糖尿病性神経障害による両上肢機能障害2級))
- 各障害別に必要。
- 後々のデータ収集に役立つ分類も必要だが、現場サイドで自由に使える部分も必要と思う。
- 特に受付、問診と事前評価の部分について、実際には重複や前後逆になる場合があると感じた。
- 問診表は障害を併せ持つ人のためには充分ではないと思われます.
- 様式を増やしてほしい
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■もう少し記述を簡潔にわかりやすくするべき
- PCリテラシーといった用語等が不明。用語の解説が必要。
- ポータルサイトの利用者に幅をつけるのであれば、平易な言葉で書かれた簡易バージョンもあっても良いかもしれません。
- ワークシートにつぃては、ぜひ、記入例が欲しい。
- 障害別の様式があるとよい。
- 個人情報の取り扱いなどに関する説明では、図などを導入するなど分かりやすさに重きを置いた配慮が必要とされると考える。
- 2つのLayerに分け、最初のLayerは、簡潔且つ、判りやすい手続きなどとし、セカンドレイヤーでは詳しい意味・説明をAppendix的、又は参照辞典の様にする。こうすることにより情報の層別が可能となり。活用方法がよくなる。
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■現場で本当に使えるかが疑問
- トラブルを防ぐためにも、ある程度の流れの基本を確認するのには役立つ。ただ、このとおりに進めていると時間がかかる。サポートを望まれる方は急いでいることが多い。また事務的にも煩雑でもある。
- 基本的にはいいが、応用性という点ではまだ不十分であり、やや形式的すぎる。
- 内容的には確かに間違っていないが、現実と乖離している部分があり、いささか机上の空論にすぎない感がある。
- 既存の施設であれば既に持っている情報であるし、各団体の独自の基準や方針があるので、この方式でサポートしてくれる会社、NPO、自治体のサポートセンターを明記した方がいいのではないか。
- 「面接導入記録」と「支援計画書兼依頼確認書」はひとつにまとめたほうがいい。「面接導入記録」から「支援計画書兼依頼確認書」を作成するときに、作成者の経験やスキル、単に文書作成能力といったものが左右する可能性が高く、作成者によっては全く違うものができやすい。未熟な「支援計画書兼依頼確認書」をもとに現場に行くのはリスクが高く、むしろ事実に基づいた記載のあるもので支援を行いたい。特に「目標までのステップ」をこの段階で書ける者と、そうでない者がいるし、短い聞き取りの時間に、これを作成するのは難しい。
- 事前評価を行う専門家の意見は必要と思うことがありますが、支援企画責任者や支援統括者って本当に現場で役に立つ計画書が作れたり、評価したりできるのでしょうか?スキルの幅が広すぎて、人が変われば全く違うものができるように思います。事実、依頼を聞いた人から示された内容を基に現場に行くと、かなり違っていることがよくあります。事前にお尋ねする事項を忘れない、という意味では手順やポイントは役に立つと思いますが、インタビューの中で展開していく質問もあったり、同じ内容でも語句や話し方やインタビューのスキルによって、聞き取った内容が違ったりしますので、聞き取りの効果を高めるためには聞き取りから現場までの距離を最短にすることだと思います。
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