手塚 紗衣
電波政策課周波数調整官
経歴など
- 平成15年4月
- 総務省採用
同 総合通信基盤局電波部電波政策課
- 平成15年8月
- 同 情報通信政策局情報流通振興課
- 平成16年7月
- 同 地上放送課
- 平成18年8月
- 同 関東総合通信局総務部総務課
併任 大臣官房企画課情報システム室(~20年7月)
- 平成20年7月
- 同 総合通信基盤局電波部電波政策課電波利用料企画室システム運用係長
- 平成23年7月
- 同 情報通信国際戦略局技術政策課開発係長
併任 同 イノベーション戦略室主査(~24年4月)
- 平成25年1月
- 同 情報通信政策課管理室主査
- 平成25年5月
- 育児休業(~28年4月)
- 平成28年4月
- 総務省情報流通行政局放送技術課主査
- 平成28年7月
- 同 情報通信利用促進課企画係長
- 平成29年7月
- 同 情報流通振興課情報活用支援室企画係長
- 平成30年4月
- 同 総合通信基盤局電波部移動通信課第二技術係長
- 令和元年7月
- 同 電波部移動通信課主査
- 令和元年8月
- 育児休業(~2年6月)
- 令和2年6月
- 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課調整係長
- 令和4年7月
- 同 関東総合通信局電波監理部調査課長
- 令和6年7月
- 現職
周波数再編でその先の電波利用へ
周波数再編、計画中です
皆さんは「周波数再編アクションプラン」をご存じでしょうか。
電波は有限希少な資源です。その有効利用の促進と、新たな電波利用システムの導入や周波数の需要増に対応するために作成している、周波数の移行・再編の行動計画のようなものです。
私は現在、携帯電話や無線LANなどの無線システムごとの個別の計画を、総務省としての「周波数再編アクションプラン」として取りまとめる業務に携わっています。
近年、無線の利用は拡大しており、周波数再編アクションプランに掲載されている無線システムも増加しているとともに、デジタル化等の進展も踏まえ、周波数再編の流れもよりスピーディになっています。
技術の進歩が著しい分野となりますが、関係者が少しでも予見性を持って無線システムの開発・活用を検討していけるよう、日々様々な検討に対してアンテナを高く持ち、勉強を続け、より先を見据えたアクションプランとなるよう調整を続けています。
総務省は、働き方も多種多様です
総務省は、行政運営の改善、地方行財政、選挙、消防防災、情報通信、郵政行政等、扱う業務も幅広いですが、そこで働く職員もまた多種多様な働き方をしていると感じています。コロナ禍を経て、テレワークやフレックスタイム制を活用した勤務も定着してきました。
そのため、私のような仕事と育児を両立しようとしている職員も自然と増え、それぞれが自分に合うフィールドで全力で業務に取り組むことができていると思います。
私の場合、例えば、同じ公務員の夫と家事を分担しながら、時には審議会や国会対応をしたり、また時には業務内容について説明会をしてみたり、果てには海外赴任に同行したり...先輩方が調整してくださった様々な制度を活用しつつ、気づいてみたら、自分のキャリア(というほどのものでもありませんが)がつながっている、と感じています。

