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高原 旭

TAKAHARA Asahi
行政管理局主査
行政運営イノベーション担当
Career
平成26年10月
総務省採用
同 行政評価局政策評価課
平成28年6月
同 行政評価局総務課
併任 大臣官房総務課(~30年8月)
併任 内閣官房副長官補付(~30年8月)
併任 内閣官房郵政民営化推進室室員(~30年8月)
併任 郵政民営化委員会事務局局員(~30年8月)
平成30年8月
同 行政評価局評価監視官付
平成30年11月
同 行政管理局企画調整課
令和元年7月
併任 管理官付(~2年3月)
併任 行政情報システム企画課(~2年3月)
令和2年4月
同 九州管区行政評価局評価監視部評価監視調査官
令和3年4月
同 総務行政相談部行政相談官
令和4年4月
現職

行政の変革(課題発見・解決)へ

共創アプローチによる行政の変革

少子高齢化やデジタル技術の進展など変化が激しい現代で は、行政も日々変化が求められます。複雑化した社会で行政が変革に取り組むには、本質的な課題を発見するのが難しく、新たな課題発見手法の学びと実践が必要です。
行政管理局では、行政全体の業務・サービスの変革を推進するため、自らプロジェクトに取り組んだり、他機関を支援したりしています。
私の担当の一つの法案作成業務の効率化・ミス防止を目指すプロジェクトでは、各府省の担当者とコミュニティを立ち上げ、ワークショップを通じて課題を掘り下げたところ、経験者の知見の継承が大きな課題の一つだと分かりました。そのため、コミュニティメンバーで、経験者の知識・コツを発信するオンライン座談会を開催したり、ナレッジ共有のためのオンラインプラットフォーム構築に取り組んだりしています。現場の関係者と協働して課題や解決策を考える「共創アプローチ」の実践は、新たな試みの一つです。

学びと挑戦(キャッチ&トライ)の連続

私が経験してきた行政管理局や行政評価局の仕事は、変革の支援や調査・評価を担当する業務・サービスに関する情報をインプットし、それらの課題発見・解決にアプローチする点が共通しています。
現場の課題や声を拾うのが重要な行政管理・評価分野では、実際に現場へ出向いてきた若手にプレゼンなどの活躍の場が得やすいと感じます。私自身、局長やよりハイレベルの幹部へ、自分で論点整理し作成した資料で現場の課題を説明し、意見を交わす機会が何度もありました。
仕事の幅も広く、最近では、国際機関から登壇者を招いたシンポジウムの企画運営、行政DXに関する外国政府往訪・意見交換などの国際業務や、変革の支援を地方機関と連携して新たに全国展開を図る取組の企画も担当しています。
キャリアパスを通じて、常に新たなことを学び、挑戦しながら、課題発見・解決力というどこでも生きるスキルを磨き続けられるのは、大きな魅力だと感じています。

コミュニティでのワークショップ
外国政府への出張・意見交換後の写真