三好 なみ
分析審査支援担当主査
経歴など
- 平成26年4月
- 総務省採用
同 関東管区行政評価局総務部総務課
- 平成27年5月
- 同 千葉行政評価事務所行政相談課
- 平成29年4月
- 同 栃木行政評価事務所行政相談課業務係長
- 平成29年5月
- 同 関東管区行政評価局第二部評価監視調査官
併任 総務部総務課(~29年10月)
- 平成29年10月
- 同 総務行政相談部業務管理官
併任 総務課(~30年4月)
- 平成30年4月
- 同 政策統括官付統計企画管理官付
- 令和2年4月
- 育児休業(~5年2月)
- 令和5年4月
- 同 統計調整官付
- 令和6年1月
- 現職
多様なフィールドで行政改善に携わる
活躍の幅が広い統計の業務
政策統括官室は、統計行政の司令塔機能を担っています。
「統計行政=理系業務」の印象があるかと思いますが、業務内容は様々です。正確な統計作成にはルールが必要であり、正しい法令理解が必要なため、制度担当では法学部の知識が役立ちますし、行政機関から申請される統計の審査を行う担当では、膨大な資料に目を通すため、文学部の文章力が生かされると思います。また、各府省の重要な統計は、作成方法や目的が適切か、課題の審議を行いますが、その際、経済統計や国民経済計算は経済学部の知識が、産業統計は農学部の知識が役立ちます。さらに、作成した統計は国民にとって理解しやすく利活用しやすい必要があり、政府統計の窓口構築や広報も適切に行う必要があります。最近は統計教育の充実も図られており、こういった業務はDX系の学部や教育学部、デザイン系の学部の知識が役立つと思います。統計行政は、どんな方にも活躍の機会がある仕事だと思います。
総務省ならではの魅力
総務省は様々なフィールドに身を投じ、多様な目線や価値観を学びながら、地域、日本のために活躍できる職場だと思います。私はこれまで、行政相談センター、管区行政評価局、総務省本省で勤務しました。地方勤務では、実際に現場に出て、現地を見ながらその地域に住む方々からの行政に対する生の御意見を伺い、政策の改善策を見出す作業は、政策立案の下支えとなる知識・経験を得るとともに現場仕事の魅力ややりがいを感じる良い機会となりました。また本省では、統計部局に勤務し、国会対応、法改正、審議会運営等を経験し、日本の中枢として働く大変さや醍醐味を感じました。これらの経験は、多くの人々との出会いを生み、今まで気付かなかった日本の良さを認知することに繋がるとともに、目の前の課題を俯瞰して考える際の財産になっています。このように、様々な場所で貴重な経験をしながら日本の未来を考えることができるのは総務省の魅力だと思います。