水野 さやか
経歴など
- 平成31年4月
- 総務省採用
同 自治行政局公務員部公務員課給与能率推進室
- 令和2年4月
- 岐阜県清流の国推進部市町村課
- 令和4年4月
- 総務省消防庁総務課
- 令和6年4月
- 現職
「地方のために」を実現する場所
給与の実態を知るために
私は現在、「地方公務員給与実態調査」という調査を担当しています。この調査は、全国に約280万人いる地方公務員の給与等の実態について調査するもので、例えば、年齢別の職員数、職種別の給料月額、年齢別の給料月額、手当の額、採用者数・退職者数など、様々な内容を調査します。調査結果は、公表するとともに、制度の基礎資料になるため、重要なものです。そのため、内容には正確性が求められます。正確な調査の実施や分析を行うためには、制度や、現在の地方公務員を巡る状況の理解が大切なので、勉強の毎日です。
私が担当した令和6年の調査では、制度改正のため、ここ数年間の間では大きな調査表の改正がありました。制度改正の内容を踏まえて正しく調査することには困難もありましたが、そのような苦労を経て公表日を迎えた時には大きな達成感がありました。調査結果は報道発表されるなど、社会に対して影響の大きい業務を担当していると感じます。
地方に対する思いを大切に
総務省の魅力は、職員が地方に対する思いを持っていることだと考えています。その思いは、自分自身が地方公共団体に赴任した経験や、地方公共団体から派遣された職員と一緒に働く経験によって、大きく、強くなるのだと思います。私も、自分が赴任した岐阜県や、これまで一緒に働いてきた方を思い浮かべ、地方のためにはどうするべきか考えることを大切にしています。
私の現在の職場には、一般職採用の職員の他に、総合職採用の職員、他省庁から出向で来ている職員、地方公共団体から派遣されている職員など、様々な背景の方がいます。皆が活躍し、活気のある職場です。様々な背景の方と働くことで新たな発見も多くあり、良い刺激になっています。
入省前は堅そうな職場だというイメージを持っていましたが、業務にしっかり取り組む一方で、同期や職場の方と遊んだり飲みに行ったりすることもあります。入省から年数を重ねるにつれ、楽しい思い出も増えています。
