廣邊 健太郎
経歴など
- 平成28年4月
- 総務省採用
大臣官房秘書課
- 平成29年4月
- 同 自治財政局交付税課
併任 自治財政局財政課復興特別交付税室室員
- 平成30年4月
- 宮崎県総務部市町村課
- 令和元年10月
- 総務省自治財政局財政課
- 令和4年4月
- 同 自治財政局財政課総務室人事係長
併任 自治財政局財政課総務室予算係長
- 令和6年4月
- 現職
地方の想いを政策に
財政から地方を支える仕事
私が所属する自治財政局交付税課では、地方交付税のうち、普通交付税の企画・立案を行っています。地方交付税とは、誤解を恐れずに簡単なイメージで申し上げますと、必要な行政サービスを行うための財源を自前の収入だけでは賄えない地方自治体に対して、国がその財源不足を補うよう交付するものです。
警察、消防、道路、港湾、教育、生活保護、高齢者福祉、子育て支援、地域振興などなど、地方自治体は様々な行政サービスを担っています。それらの経費を客観的な指標と算式で見積もることが主たる業務になります。全ての意見を取り入れるとお金が足りなくなりますし、逆に過小に見積もると地方の取組みに支障が出ます。単純に見積もるだけではなく、例えばその時々の物価や税収動向も考慮するなど難しさもありますが、財源保障と財源調整を通じて自治体の課題に対応できるような政策を作ることができる、大変やりがいのある仕事です。
人との出会いがある場所
官庁訪問の時、ある先輩から「総務省の魅力は短期間にたくさんの出会いがあること」だと聞き、面白そうだなと思いました。実際、総務省では、都道府県や市役所などの地方自治体から派遣されている職員や、他省庁から出向して来ている方と共に働きます。また、総務省で採用されても、地方自治体や他省庁に勤務する機会もあります。
国の仕事は大変な場面もあります。史上初のことにも対応しなければいけません。しかし、総務省には尊敬できる上司、同僚がたくさんいます。壁にぶつかった時、相談できる環境は抜群です。一人ではできないことも仲間がいれば前に進めます。私もたくさん助けてもらいました。
今、このページを見ている皆さんは、何をしたいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。総務省は、様々な「人」との出会いにあふれています。地方公務員も国家公務員も経験できます。一緒に地方自治体を支え、日本を支える仕事をしましょう。

