小池 紗恵子
〔マネジメント能力向上推進専門職〕
経歴など
- 平成30年4月
- 総務省採用
行政管理局管理官付〔独立行政法人評価総括担当〕
併任 企画調整課(〜元年7月)
併任 大臣官房秘書課(〜30年7月)
- 令和元年7月
- 内閣官房内閣総務官室〔調整第2担当主査付〕〔企画第3担当主査付〕
- 令和3年7月
- 公害等調整委員会事務局総務課企画法規係長
- 令和4年7月
- 総務省行政管理局主査
- 令和5年4月
- 同 行政評価局政策評価課専門職
- 令和6年7月
- 現職
行政を望ましい姿に変えていく
これまでの経験を振り返って
時代の変化や多様化する国民の価値観・ニーズを踏まえて課題を捉え、論理的に政策を立案することが、今行政に求められています。これまで私は総務省本省、外局、出向先の内閣官房で様々な業務に携わってきましたが、どれも「行政を望ましい姿に変えていく」ことにつながるものであったと感じます。
各府省の政策プロセスにおける疑問に寄り添って
前職の行政評価局では、EBPMの実践を後押しするため、各府省と共同で様々な政策の効果検証を実施しました。各府省はそれぞれ所管する事業のプロフェッショナルではありますが、その政策プロセスにおいては種々の疑問を抱えています。行政評価局は、そうした疑問に寄り添い、共に調査・研究を行うことで、望ましい政策立案、望ましい政策実施、望ましい政策評価・改善の浸透・定着を目指しています。私自身も調査設計やデータ分析を行うなど、効果検証のプロフェッショナルに近づけるよう努めました。政策立案において、データ等を用いて解決すべき課題を的確に把握し、論理的考察に基づいて適切な手段を取捨選択することは重要です。このことを常に意識するようになった行政評価局での経験は、私の中でひとつの軸となっています。
今度は「人を活かすプロフェッショナル」として
現在、私は内閣人事局に出向し、行政組織の運営の要となる幹部・管理職員のマネジメント施策の企画立案を担当しています。職員の働き方に対する意識や価値観が多様化する中で、政策課題の複雑化・高度化も進展しており、組織成果を最大化するためには、組織の方針に沿って計画どおり業務を管理する従来のマネジメントだけでなく、職員一人一人の成長を加速させる人材開発や、組織力を高める組織開発の重要性が高まっています。人を活かすプロフェッショナルとして時代に即したマネジメント手法を開発・提供することが、現在の私のミッションです。
私たち総務省職員のミッション
総務省職員の活躍の場は、省内のみならず、内閣人事局をはじめ内閣官房などにも広がっています。その中で、「時代の変化や多様化する国民の価値観・ニーズに向き合い、行政を望ましい姿に変えていく」というミッションは共通していると感じます。こうしたマインドを持つ方は、きっと総務省でやりがいを持って働くことができるでしょう。

