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〜適切な改善策を要請〜

報道資料

平成19年9月18日
九州総合通信局

九州旅客鉄道株式会社の列車搭載の無線局に係る臨時検査を実施
〜適切な改善策を要請〜

 九州総合通信局 [局長 武井 俊幸(たけい としゆき)] は、九州旅客鉄道株式会社から8月8日の列車運行中に生じた無線設備に関する不具合及びその後実施した点検等(注1)について報告を受け、関係する無線局(列車無線9局(基地局1局を含む。)、防護無線8局)について、電波法に基づく臨時検査(注2)を実施しました。 
 検査の結果、17無線局全ての設備の状況と正常な動作を確認しました。 
 また、無線局が非常時等において十分にその機能が発揮されるよう速やかに適切な改善策を講じるよう要請しました。

 
注1: 列車に搭載された列車無線と防護無線のアンテナ線の誤接続により通話等が行えなかった。この誤接続があった4列車の無線設備について正しく再接続した。 
(列車無線:列車と輸送指令所間で通話を行うためのシステム) 
(防護無線:非常時に周囲の列車に対して緊急信号を送信するシステム)
注2: 臨時検査(電波法第73条第4項の規定に基づく無線局の検査) 「総務大臣は、(中略)その他この法律の施行を確保するため特に必要があるときは、その職員を無線局に派遣し、その無線設備等を検査させることができる。」


 
連絡先:無線通信部陸上課 096-326-7857