報道資料
平成20年1月10日
九州総合通信局
外国波混信対策用超短波中継局に予備免許
〜奄美大島・大和村で中波ラジオ放送の混信を解消〜
九州総合通信局[局長:武井 俊幸(たけい としゆき)]は、本日、日本放送協会に対して、奄美大島の大和村に設置される超短波放送局(FM局)に予備免許を付与しました。
本中継局は、外国波の混信を受けている名瀬及び瀬戸内の中波ラジオ放送(NHK第1放送)の受信改善を図るため、中波ラジオ放送の内容をFM波に変換して放送するものです。
開局は、3月中旬の予定です。
奄美大島の一部の地域においては、外国波による混信で、特に夜間を中心に中波ラジオが聞きづらくなっていましたが、これにより、台風情報や災害情報等の良好な受信が可能となり、地域住民の安全・安心の確保と利便性の向上が図られることとなります。
なお、同様の中継局が、奄美市(旧住用村)及び宇検村で整備されています。
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参考:外国波混信対策用超短波中継局について
中波放送の放送対象地域において、著しい外国波混信が長時間継続し、かつ、他の放送により混信対策を講じることが著しく困難な場合において、混信対策用として開設する中継局のこと。
連絡先:放送部放送課 096−326−7871