報道資料
平成21年3月4日
九州総合通信局
地上デジタルテレビ放送に関連した詐欺にご注意
〜熊本市内で詐欺事件発生 玉名市、鹿児島県でも同様の事件発生〜
平成21年3月2日、熊本市内で地上デジタル放送に関連した詐欺が発生しました。詳細は下記のとおりです。
九州総合通信局〔局長:武井 俊幸(たけい としゆき)〕では、なお一層周知啓発に努めていきますが、疑わしい工事の勧誘を受けた場合や身に覚えのない工事代金の請求を受けた場合には、すぐに支払わず、総務省地デジコールセンター、九州総合通信局又はお近くの警察署、消費生活センターへご相談下さい。
総務省地デジコールセンター | TEL: | 0570−07−0101(ナビダイヤル) 03−4334−1111 |
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九州総合通信局 放送課 | TEL: | 096−326−7882 |
1 | 発生日 平成21年3月2日(月)18時頃 |
2 | 発生場所 熊本市内 |
3 | 発生事象 熊本市内に住む高齢者宅を男(注)が訪問し、「総務省推進事務局」と書かれた名刺を渡し、「地上デジタル放送を見るためには、変換プラグの取付けが必要。お宅はまだ名簿に載っていないので来た。このままでは地デジが見られなくなる。」と言って家に上がり込みテレビを点検し、「地上波デジタル放送返還金申込書」と書かれた請求書により代金を請求。その際、「地デジ放送協会加盟金の30,000円については、後日、申請すれば返す。」と言った。 高齢者は89,600円(「変換プラグ取付け費用」59,600円及び「地デジ放送協会加盟金」30,000円)をその場で支払った。 翌日(3月3日)、被害者から熊本県消費生活センターへ連絡があり、センターから当局へ通報があり発覚した。 「総務省推進事務局」及び「地デジ放送協会」は実在せず、総務省を騙った悪質な詐欺事件であることが判明した。 なお、先月、鹿児島県大隅地域、熊本県玉名市においても、同様の手口により詐欺事件が発生している。 |
【参考】 | 過去の詐欺事件の主な事例 |
今回の事件の発生により、総務省が把握している全国の事案件数は平成16年2月から本日現在まで32件(九州管内6件)となる。 注)同じ手口により同一地域で発生した場合は1件とみなす。 |
連絡先:放送部デジタル放送受信者支援室 096-326-7807
放送部放送課 096-326-7871
放送部放送課 096-326-7871