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報道資料

平成21年6月30日
九州総合通信局

平成21年度「地方の元気再生事業(新規)」の選定結果について
〜九州総合通信局が推薦した事業1件が選定〜

  内閣官房 地域活性化統合事務局では、平成21年度「地方の元気再生事業(新規)」について、全国の696件(九州・沖縄:128件)の提案の中から、191件(九州・沖縄:35件)を選定しました。このうち、九州総合通信局が推薦していた熊本市内のNPO法人熊本まちづくり提案の「支え愛・ふれ愛をサポートするユビキタス・システム開発」(別添資料)が選定されました。


【事業の背景】

1  最近、独居高齢者の孤独死が社会問題となるなど、地域コミュニティでの助け合い意識があれば防げるようなことが、頻発しています。高齢者が地域において安心して生活できるような仕組み作りは、特に高齢化率の高い市町村にとっては、喫緊の課題です。
2  このような中、今回選定された事業は、地域内の保健師・民生委員・ケアマネージャー等が携帯電話を使用して見守り情報伝達サイト(SNS)を活用するなど、ICTの利便性を利活用することによって、高齢者の見守りに役立てる仕組みを構築しようとするものです。


【事業の概要】

1  NPO法人が保健師、民生委員の協力のもと、高齢者などの弱者を地域住民で支えるため、(1)「高齢者の見守り手引き」、(2)「ふれ愛マップシステム(福祉GIS)」を作成する。
2  完成したマップを使用して高齢者の見守りを実践し、普及させる。
 見守りツールとして、携帯電話を利用した「QRコード活用の見守り情報伝達サイト(SNS)」を構築し、実証実験を行い、汎用性のある見守りツールを整備する。


【見守りツールの利便性の確認】

1  これまでの校区地図のような範囲が固定された地図ではなく、利用者の自宅を中心とした固有の地図が作成可能。
2  高齢者等の見守り対象者の情報を保健師・民生委員等の関係組織間で情報共有可能。
3  携帯電話により連絡先(名前、電話番号、メール)やホームページのURLに簡単にアクセス可能。
4  自由にテキスト(文字書き込み)可能であり、個人が持つローカルな情報が共有可能。
   
   
地方の元気再生事業とは・・・・参考資料
SNSとは・・・・《social networking service 》
個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援するインターネットを利用したサービスのこと。

なお、選定された全ての提案の概要は以下のURLをご参照ください。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/
 
連絡先:情報通信部 情報通信振興課 096-326-7825
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