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報道資料

平成22年2月12日
九州総合通信局

「ユビキタス特区」に係る実験試験局に免許
〜空港放送ネットワークシステムの開発・実証〜

 
 九州総合通信局〔局長:野津 正明(のつ まさあき)〕は、本日、福岡空港ビルディング株式会社〔代表取締役社長:小田原 智一(おだはら ともかず)〕から申請のあった「ユビキタス特区」(注1)に係る実験試験局(注2)に免許を付与しました。

 本実験試験局は、地上デジタル放送の移動体向け放送である「ワンセグ」を利用して、エリアを限定して地域の情報コンテンツを提供することにより、観光客等の行動・消費の拡大を検証するとともに、空港等交通拠点を核とした空港放送ネットワークシステムの開発・実証を行うために開設するものです。

実験試験局の概要は以下のとおりです。
 
免許人 福岡空港ビルディング株式会社
識別信号 ふくおかくうこうゆびきたすじっけん1〜2
周波数及び
空中線電力
485.142857MHz(15ch)
0.01W
無線設備の設置場所 福岡市早博多区大字下臼井 福岡空港旅客ターミナルビル内
実験地域 同上
実験の期間 平成22年2月(予定) 〜 平成22年3月
実験内容 別紙参照

 
(注1)  「ユビキタス特区」は、総務省が世界最先端のICTサービスを開発・実証できる環境を整備するとともに、他国の「ユビキタス姉妹特区」との連携などにより、日本のイニシアティブによる国際展開を図ることを目的として、「ICT改革促進プログラム」(平成19年4月20日)及び「ICT国際競争力強化プログラム」(平成19年5月22日)に基づき創設したもので、実験試験用の電波の利用につき、迅速な免許処理を行える体制を整備しています。

(注2)  実験試験局とは、科学若しくは技術の発展のための実験、電波の利用の効率性に関する試験又は電波の利用の需要に関する調査を行うために開設する無線局。

【別紙】実験の内容

 

連絡先:放送部放送課 096-326-7871