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報道資料

平成24年3月27日
九州総合通信局

「ホワイトスペース活用によるUHF帯広帯域無線伝送システム
に関する調査検討会」報告書について

 九州総合通信局[局長:児玉 俊介(こだま しゅんすけ)]では、 「ホワイトスペース活用によるUHF帯広帯域無線伝送システムに関する調査検討会(座長:尾家 祐二(おいえ ゆうじ) 九州工業大学 理事・副学長)」 を開催し、このたび報告書が取りまとめられましたので、お知らせします。

 調査検討会では、ホワイトスペース(地デジの空きチャンネル)を活用した無線アクセスシステムの可能性について、 技術的検討や試作機による実証試験等を実施し、その結果、従来の無線LAN等では、 地形や建物によって電波が遮られて通信が難しかった場所でも、 ホワイトスペースを活用した無線アクセスシステムを使用すれば通信が可能となる場合があり、 通信エリアが約10倍に広がるなど、その有効性を実証することができました。

 今後は、本システムの実用化に向けて、地デジ放送との混信保護等の技術基準を策定するための調査検討などを継続して実施していく予定です。

 なお、報告書の概要は別紙のとおりです。(報告書全文は当局ホームページに掲載しています。)

【別紙】ホワイトスペース活用によるUHF帯広帯域無線伝送システムに関する調査検討会報告書(概要版)

【参考】報告書

連絡先:無線通信部企画調整課 096-326-7890