報道資料
平成28年5月2日
九州総合通信局
南阿蘇TV・FM中継局の放送の確保!
〜民放5社南阿蘇中継局の設置場所変更等を許可〜
九州総合通信局〔局長:丹代 武(たんだい たけし)〕は、本日、熊本県内の民放地上基幹放送事業者5社(株式会社熊本放送、株式会社テレビ熊本、株式会社熊本県民テレビ、熊本朝日放送株式会社及び株式会社エフエム熊本)に対して、熊本地震で大きな被害を受け、倒壊の可能性がある各社所属南阿蘇中継局の設置場所の追加の変更等を「臨機の措置」で許可しました。
これは、現在の設置場所で放送継続が不可能となった場合に直ちに放送を継続するために、追加する設置場所で仮設の中継局を整備して備えるものです。
また、日本放送協会所属南阿蘇中継局についても、4月19日に変更許可した追加する設置場所から本件民間放送事業者と同じ場所への再変更を許可しました。
中継局の変更場所は以下のとおりです。
追加する
設置場所
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熊本県阿蘇郡南阿蘇村 観音桜(カンノンザクラ)展望所付近
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現在の
設置場所
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熊本県阿蘇郡南阿蘇村 夜峰山(ヨミネヤマ)山頂付近
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TVチャンネル
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これまでと同じチャンネル
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FM周波数
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これまでと同じ周波数
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放送区域
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南阿蘇村及び高森町 ※別添放送エリア図のとおり。
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<参考>
「臨機の措置」とは、非常災害時において重要通信の疎通の確保を図るため、無線局の開設、周波数等の指定変更及び無線設備の設置場所等の変更の許認可を、口頭等の迅速な方法により行う特例措置です。
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