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報道資料
平成21年6月4日
報道資料 ミリ波帯高速無線伝送システムの調査検討を開始
〜 ミリ波帯(70/80GHz帯)の高速無線伝送システムの実用化にむけて 〜
 信越総合通信局(局長 野津 正明(のつ まさあき))は、電波利用に関する調査検討として、ミリ波帯(70/80GHz帯)の高速無線伝送システムの実用化にむけて「ミリ波帯高速無線伝送システムに関する調査検討会」を設置することとし、第1回会議を開催します。

 検討会は、ミリ波帯(70/80GHz帯)の高速無線伝送システムの実用化を目的として設置するもので、本システムの伝送距離や回線の安定性、降雨・降雪減衰等による回線瞬断率等についての技術的試験を行うとともに、本システムが実用化された場合の利用方策についての調査検討を行います。調査検討結果については、本システムに係る技術基準策定に反映し、早期実用化に向けた制度整備が期待されます。
 なお、調査検討結果は、検証試験を経て、平成22年3月に報告書として取りまとめる予定です。

  1. 日時  平成21年6月8日(月) 13時30分から(2時間程度)

  2. 場所  信越総合通信局 5階会議室(長野市旭町1108 長野第1合同庁舎 TEL 026-234-9953)

  3. 議題
    (1) 調査検討会の設置について
    (2) 調査検討会の検討内容等について
    (3) その他
     
  4. 委  員  学識経験者、通信事業者、通信機メーカー等 10名

  5. 参考資料
    別紙1 調査検討会開催趣旨
    別紙2 調査検討の概要(イメージ図)、調査検討事項 (PDF)

お問い合わせ先 総務省信越総合通信局 無線通信部 企画調整課
電話 026−234−9949

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別紙1 

 
「ミリ波帯高速無線伝送システムに関する調査検討」開催趣旨

 ミリ波帯(70/80GHz帯)高速無線伝送システムは、地域や環境に応じて、柔軟かつ比較的容易に大容量伝送の回線構築が可能であることから、ブロードバンド整備にあたって、山間地域や河川横断等の光ファイバー伝送路の敷設が困難な場合の代替回線、WiMAX等へのアプローチ回線等への利用が期待されています。また、本システムの特徴から、利用者からは、番組制作用の中継回線、HD映像等大容量データの伝送回線等としての利用も期待されており、本システムに対する潜在需要が見込まれています。
このように、ミリ波帯高速無線伝送システムは、様々な利用ニーズが期待されていますが、降雨減衰等による回線瞬断に伴う信頼性の観点等から実用化に至っていない状況です。一方、米国では、詳細な諸元・性能等は明らかになっていないものの、既にミリ波帯高速無線伝送システムが実用化されている模様であり、今後、我が国における実用化が期待されているところです。

 我が国では、ミリ波帯高速無線伝送システムの実用化に向けて、技術基準や免許方針等を定める必要があることから、本システムの伝送距離や回線の安定性、降雨・降雪減衰等による回線瞬断率等についての技術的試験を行い、実用化に向けた技術的データの収集・分析を行うことが重要となっています。

 このような状況から、今般、ミリ波帯高速無線伝送システムに関する調査検討会を開催し、ミリ波帯高速無線伝送システムの回線設計技術を確立させるための技術的試験を行うとともに、本システムが実用化された場合の利用方策についての調査検討を実施するものです。本調査検討結果については、本システムに係る技術基準策定に反映することができ、早期実用化に向けた制度整備が可能となるとともに、周波数の有効利用に資することとなります。

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